大島武 (経営学者)
日本の経営学者
大島 武(おおしま たけし、1963年 - )は、日本の経営学者。専門はビジネス実務論、パフォーマンス研究。東京工芸大学芸術学部教授、ロンドン大学経営学修士。全国大学実務教育協会ベスト・エデュケーター・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。日本ビジネス実務学会副会長、国際パフォーマンス学会副理事長等を歴任。
父は映画監督の大島渚。母は女優の小山明子[1]。「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」を制作した映画監督の大島新は弟[2]。女優・映画プロデューサーの大島瑛子は叔母にあたる[3]。既婚。
人物・経歴
編集神奈川県横浜市生まれ[4]。湘南学園小学校[5]、藤沢市立湘洋中学校[6]、神奈川県立湘南高等学校[7][8]を経て、1988年一橋大学社会学部卒業[9]。妻は湘南高校の同窓で、弟や長男も同校出身[8]。
もともとは小学校教諭志望だったが父から反対され、大学卒業後はNTTに入社[9][1]。1994年ロンドン大学インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール修了[9]、MBA(経営学修士)[9]。
教師になりたいという思いから、1995年にNTTを退社し、1996年東京工芸大学女子短期大学部講師に就任[10][9][1]。1998年同助教授[9]。2004年東京工芸大学芸術学部基礎教育助教授[9]。2007年同准教授[9]。2012年同教授[9]。
専門はビジネス実務論[9]やパフォーマンス研究[9][1]。プレゼンテーション指導などに従事し、2003年には財団法人全国大学実務教育協会ベスト・エデュケーター・オブ・ザ・イヤー最優秀賞を受賞[11][12]。日本ビジネス実務学会副会長[13]、国際パフォーマンス学会副理事長[14]等を歴任。
著書
編集- 『はじめて学ぶ社会学』(高木聖,村田雅之と共著)慶應義塾大学出版会 2006年、第2版2016年
- 『「相手の聞きたいこと」を話せ! : プレゼンテーション・マインド』マキノ出版 2006年
- 『ワークで考える現代社会コミュニケーション』(飯塚順一編著、共著)西文社 2009年
- 『ケースで考える情報社会 : これからの情報倫理とリテラシー』(畠田幸恵,山口憲二と共編著)三和書籍 2010年
- 『プレゼン力が授業を変える!』メヂカルフレンド社 2010年
- 『プレゼンテーション概論』(編著)樹村房 2014年
- 『君たちはなぜ、怒らないのか : 父・大島渚と50の言葉』(大島新と共著)日本経済新聞出版社 2014年
- 『ビジネス実務総論』(水原道子と共編著)樹村房 2017年
脚注
編集- ^ a b c d 「「あつぎ映画祭」でトークショーに出演した大島 武さん」タウンニュース掲載号:2013年3月15日号
- ^ 「大島 武(おおしま・たけし)」プレジデントオンライン
- ^ 「大島渚氏の妹、大島瑛子さん死去」日刊スポーツ2010年7月14日11時3分
- ^ 「著者略歴」『「相手の聞きたいこと」を話せ! プレゼンテーション・マインド』
- ^ 「大島渚著 絵本タケノコごはんを語る-大島武氏による特別授業」湘南学園小学校
- ^ 「大島教授」
- ^ 「第26回湘友会セミナー報告」湘友会神奈川県立湘南高等学校同窓会
- ^ a b 「PTA講演会のご案 内」神奈川県立湘南高等学校
- ^ a b c d e f g h i j k 「大島武」東京工芸大学
- ^ 「著者略歴」『はじめて学ぶ社会学 第2版』
- ^ 「【講演会レポート】東京工芸大学芸術学部教授 大島武さん☆」講師派遣 講演会講師紹介サービス
- ^ 「大島 武」amazon.co.jp/
- ^ 「大島 武」researchmap
- ^ 「国際パフォーマンス学会2016 年度 第1回 勉強会」国際パフォーマンス学会