大山千枚田

千葉県鴨川市にある棚田

大山千枚田(おおやませんまいだ)は、千葉県鴨川市大山にある棚田

大山千枚田
夏の大山千枚田
初冬の大山千枚田

東京から一番近い棚田である。

概要

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標高90 - 150m、面積3.2ヘクタールの斜面、東西600mにわたって375枚の棚田が連なっている。1999年平成11年)に農林水産省日本の棚田百選に認定されており、文化庁文化的景観の保存・活用事業の対象地域にもなっている[1]

山岳地に位置することで耕地整理が遅れたために棚田が形成された。日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田である[2]

毎年秋には、「棚田の夜祭」と題し、3,000本のたいまつがともされる。

2010年10月28日には、天皇皇后が視察した。

2019年現在、たいまつではなくLEDを用いた「棚田のあかり・棚田の夜祭り」が、10月中旬から1月はじめまで開催されている。

千葉県指定名勝

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2002年平成14年)に千葉県指定名勝に指定される。

  • 指定名:鴨川大山千枚田
  • 所在地:鴨川市釜沼
  • 指定日:平成14年3月29日
  • 指定面積:46,077m2(公簿面積)
  • 水田枚数:指定範囲内に限れば耕作中の水田が375枚ある。

棚田オーナー制度

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棚田オーナー制度は鴨川市が開設し、特定非営利活動法人大山千枚田保存会が運営を委託されている。法人、個人合わせて約130組のオーナーがいる(2008年時点)。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 鴨川大山千枚田(棚田倶楽部)”. 公益社団法人千葉県観光物産協会. 2020年3月30日閲覧。
  2. ^ 日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田・「大山千枚田」(棚田)の保全に取り組む”. 日本退職者連合 (2018年3月28日). 2020年4月9日閲覧。

外部リンク

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