大坪十喜雄

シテ方宝生流能楽師

大坪 十喜雄(おおつぼ ときお、1908年(明治41年)3月3日 - 1993年(平成5年)1月9日)とは、シテ方宝生流能楽師。宝生会常務理事、能楽協会理事長。

富山県南砺市福野出身[1]。東京に生まれ、宝生流宗家十七世宝生九郎(重英)に入門。1957年(昭和32年)日本能楽会(重要無形文化財保持者に総合認定された者の団体)が結成され、1965年(昭和40年)から日本能楽会会員。1979年(昭和54年)勲五等双光旭日章を受章。

嗣子は大坪喜美雄重要無形文化財各個認定保持者(人間国宝))[1]

作品

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脚注

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  1. ^ a b 人間国宝に大坪喜美雄さん 能シテ方 養父が福野出身・十喜雄氏”. 富山新聞デジタル. 2023年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月3日閲覧。

参考文献

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  • 日外アソシエーツ編『新撰 芸能人物事典 明治~平成』(2010年刊)
  • 西野春雄「能界展望(平成5年)」『能楽研究 : 能楽研究所紀要』第19巻、野上記念法政大学能楽研究所、1995年3月、147-156頁、doi:10.15002/00020468hdl:10114/00020468ISSN 0389-9616CRID 1390572174782477696  154頁より