大佛開眼
日本の映画
『大佛開眼』(だいぶつかいげん)は、1952年(昭和27年)11月13日公開の日本映画である。大映製作・配給。監督は衣笠貞之助、主演は長谷川一夫。モノクロ、スタンダード、129分。昭和27年度文化庁芸術祭参加作品。
大佛開眼 | |
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Dedication of the Great Buddha | |
監督 | 衣笠貞之助 |
脚本 | 八木隆一郎 |
原作 | 長田秀雄 |
製作 | 永田雅一 |
出演者 |
長谷川一夫 京マチ子 大河内傳次郎 |
音楽 | 團伊玖磨 |
撮影 | 杉山公平 |
編集 | 西田重雄 |
製作会社 | 大映京都撮影所 |
配給 | 大映 |
公開 | 1952年11月13日 |
上映時間 | 129分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集1940年(昭和15年)に新協劇団で上演された長田秀雄の戯曲[1]を原作とした作品。
大仏建立をめぐって賛成派と反対派が対立する中、造仏作業がいくつもの障害を乗り越えて進められる様を描いた[2]。第6回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。
あらすじ
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スタッフ
編集キャスト
編集- 楯戸ノ國人:長谷川一夫
- 麻夜賣:京マチ子
- 行基:大河内傳次郎
- 橘ノ咲耶子:水戸光子
- 國中ノ公麻呂:小沢栄(俳優座)
- 藤原ノ仲麻呂:黒川弥太郎
- 橘ノ伴成:坂東好太郎
- 大宮ノ森女:日高澄子
- 酒麻呂:羅門光三郎
- 橘ノ奈良麻呂:岡譲二
- 大草ノ雲足:石黒達也(第一協団)
- 新城ノ小楠:植村謙二郎
- 泰ノ君安:南條新太郎
- 良弁:荒木忍
- 橘ノ諸兄:香川良介
- 黒守:殿山泰司(近代映画協会)
- 伊蘇女:大美輝子
- 吉備ノ真備:近衛敏明
- 柿本ノ男玉:小柴幹治
- 佐伯ノ今毛人:南部彰三
- 眞刈:上田寛
- 鎰取:光岡龍三郎
- 行信:天野一郎
- 弓張:尾上栄五郎
- 髙市ノ眞國:原聖四郎
- 奄美:伊達三郎
- 徭役の老人:石原須磨男
- 彈正台の役人:横山文彦
- 宗仙:葉山富之輔
- 商人:大國八郎
- 左衛士府中将豊川夫人:北見禮子
- 中納言髙廣夫人:橘公子
脚注
編集- ^ 新協劇団の「大仏開眼」が芸能祭の収穫(昭和15年2月6日 東京朝日新聞)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p34-p35 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ スターと監督 長谷川一夫と衣笠貞之助、東京国立近代美術館フィルムセンター、2015年3月25日閲覧