大井邦雄

日本の英文学者

大井 邦雄(おおい くにお、1933年3月19日[1] - 2020年1月20日)は、日本の英文学者、早稲田大学名誉教授。

人物

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新潟県長岡市生まれ。1954年新潟県立長岡高等学校卒、1959年早大文学部英文科卒、1964年同大学院博士課程満期退学。早稲田大学文学部助教授を経て教授。2003年定年、名誉教授[2]。2014年、瑞宝中綬章受章[3][4]正五位

シェイクスピアエリザベス朝演劇が専門。

2020年1月20日死去[5]。86歳没。没後に正五位に追叙された[5]

著書

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  • 『シェークスピアをめぐる航海』早稲田大学出版部, 1984
  • 『シェイクスピア この豊かな影法師』早稲田大学出版部, 1998

編著

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  • 『『ハムレット』への旅立ち』編. 早稲田大学出版部, 2001

翻訳

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  • ジョージ・ピール『お婆ちゃんの冬物語』 (エリザベス朝喜劇10選) 早稲田大学出版部, 1988
  • ヘンリー・ポーター『アビントンの焼きもち女房たち』 (エリザベス朝喜劇10選) 早稲田大学出版部, 1988
  • フランシス・ボーモント『ぴかぴかすりこぎ団の騎士』 (エリザベス朝喜劇10選) 早稲田大学出版部, 1990
  • ジョン・リリー『マザー・ボムビー』(エリザベス朝喜劇10選) 早稲田大学出版部, 1995
  • ロバート・グリーン『ジェームズ四世のロマンス』(エリザベス朝喜劇10選) 冬木ひろみ共訳. 早稲田大学出版部, 1996
  • ジェームズ・シャーリー『快楽夫人』(エリザベス朝喜劇10選) 早稲田大学出版部, 1998
  • ジョン・フレッチャー, ウィリアム・シェイクスピア『イギリス・ルネサンス演劇集 2 二人の貴公子』早稲田大学出版部, 2004
  • ハーリー・グランヴィル=バーカー『シェイクスピアはどのようにしてシェイクスピアになったか』玄文社, 2011

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.797。
  2. ^ 大井邦雄教授を送る 英文学 (85), 79-91, 2003-03
  3. ^ 「秋の叙勲」『読売新聞』2014年11月3日
  4. ^ 平成26年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者”. 内閣府. p. 4 (2014年11月3日). 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。
  5. ^ a b 「叙位叙勲」『読売新聞【朝刊】新潟県版』(読売新聞社)2020年2月16日、27面。2020年2月16日閲覧。