大三島ブルーライン
大三島ブルーライン株式会社(おおみしまぶるーらいん)は、愛媛県今治市に本社を置く海運会社。
大三島ブルーラインの快速船(宗方港停泊中) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒794-0013 愛媛県今治市片原町1丁目100番地3 みなと交流センター3階 |
設立 | 1987年 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 6500001011320 |
事業内容 | 旅客フェリーの運行等 |
代表者 | 代表取締役社長 赤尾宣宏 |
資本金 | 2,000万円 |
発行済株式総数 | 1,600株[1] |
売上高 | 7,159万4千円(2013年3月31日決算)[2] |
営業利益 | △6,381万7千円(2013年3月31日決算)[2] |
経常利益 | △6,389万6千円(2013年3月31日決算)[2] |
純利益 | 2,060万千円(2013年3月31日決算)[2] |
純資産 | 2,467万8千円(2013年3月31日決算)[3] |
総資産 | 3,763万円(2013年3月31日決算)[3] |
従業員数 | 9名(常勤職員数) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
愛媛汽船 66.5% 今治市 27.5% 大崎上島町 6% |
外部リンク | http://www.omishima-bl.net/ |
概要
編集伯方・大島大橋の開通による航路再編で1987年に設立された第三セクターで、愛媛汽船および今治市と大崎上島町が出資する。1988年1月18日に愛媛汽船が運航していた今治 - 大三島 - 木江航路を移管され、運航を開始した。
当初は愛媛汽船引継ぎのフェリー2隻と新たに導入された快速船1隻で運航されていたが、1999年5月、しまなみ海道全通に伴い、減船・減便が行われ、フェリー・快速船各1隻による運航に縮小された。 その後、2012年10月1日にせきぜん渡船と合わせた航路再編が行われ、宗方 - 岡村間のフェリー航路が新設される一方で、9月30日をもって快速船航路(今治 - 宗方 - 木江(天満) - 木江(一メ目) - 宮浦)とフェリー航路の木江 - 宮浦間が廃止され、今治 - 宗方 - 木江間はフェリーのみの運航となった。代替としてせきぜん渡船の旅客船が宗方港に寄港するようになり、発着便のなくなった宮浦港へは既存路線バスを増便して連絡している[4]。
2022年現在は、今治港と大三島(今治市)、大崎上島(大崎上島町)、岡村島(今治市)を結ぶ旅客フェリー航路を運航している。
沿革
編集航路
編集運航中の航路
編集- 「みしま」が就航する。
過去に存在した航路
編集- 今治 - 宗方 - 木江(天満) - 木江(一メ目) - 宮浦
- 快速船「ブルーライン1号」が就航していた。
船舶
編集運航中の船舶
編集- みしま
- 2019年4月竣工、2019年4月22日就航、矢野造船建造(S382番船)
- 224総トン
- 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)の船舶共有建造制度による支援を受けた[5]。
過去の船舶
編集- みしま丸[6]
- 1978年12月竣工、1988年1月18日就航、1991年引退、大浦船渠建造、元・愛媛汽船「第十二愛媛」、引退後はえひめ南汽船「第八くしま」となる。
- 198.77総トン、全長39.55m、幅8.60m、深さ2.99m、ディーゼル1基、機関出力900PS、航海速力11.5ノット
- 旅客定員250名、8tトラック4台、乗用車2台
- きのえ丸[6]
- 1979年12月竣工、中谷造船所建造、もと愛媛汽船「第十六愛媛」。引退後松島観光汽船に売船、「フェリーまつしま」に改名。
- 199.84総トン、全長39.55m、幅8.60m、深さ2.99m、ディーゼル1基、機関出力900ps、航海速力11.5ノット
- 旅客定員250名、8tトラック4台、乗用車2台。
- ブルーライン1号
- フェリーみしま
脚注
編集- ^ 定款(pdf) - 今治市
- ^ a b c d 損益計算書(pdf) - 今治市
- ^ a b 貸借対照表(平成25年3月31日現在)(pdf) - 今治市
- ^ 海道結ぶ新航路。大三島-岡村島就航、愛媛新聞ONLINE(2012年10月2日)、2012年10月14日閲覧。
- ^ “JRTTの船舶共有建造制度と離島航路旅客船への⽀援について”. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構. 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b 日本船舶明細書 1990 (日本海運集会所 1990)