夢宅寺
青森県青森市にある寺院
夢宅寺(むたくじ)は青森県青森市浅虫山下に所在する曹洞宗寺院。山号は安養山。『日本歴史地名大系』では本尊は薬師如来と地蔵菩薩とする。津軽三十三観音霊場第23番札所で札所本尊の観音像は寺内の大銀杏より彫られたものとされる。
夢宅寺 | |
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所在地 | 青森県青森市大字浅虫字山下208番地 |
山号 | 安養山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 |
薬師如来 地蔵菩薩 |
創建年 | 延宝2年(1674年) |
開基 | 浮鉄 |
正式名 | 安養山 夢宅寺 |
札所等 | 津軽三十三観音霊場第23番札所 |
法人番号 | 8420005000887 |
歴史
編集寺伝では円仁(慈覚大師)がこの地に辻堂を結んで、薬師如来と地蔵菩薩を刻んで安置したのが初まりで、延宝2年(1674年)に僧侶の浮鉄が開基する。
貞享4年(1684年)に眼疾に悩んでいた津軽藩主津軽信政が当寺の薬師堂に祈願したところ、快癒したので信政が「夢宅」の2字を染筆して夢宅庵と呼ばれるようになり、代々津軽藩主祈願所となる。