夕映え天使 砂丘殺人事件の謎
『夕映え天使 砂丘殺人事件の謎』(ゆうばえてんし さきゅうさつじんじけんのなぞ)は高橋玄洋による日本の推理小説。1982年に光文社のカッパ・ノベルスより刊行され、同年にテレビドラマ化された。
概要
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あらすじ
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書誌情報
編集- 高橋玄洋『夕映え天使 砂丘殺人事件の謎』光文社<カッパ・ノベルス>、1982年3月1日、ISBN 978-4-33402462-8
- 「長編推理小説」という文字が書籍タイトルの前に記載されている[1]。
テレビドラマ
編集夕映え天使 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 高橋玄洋(『夕映え天使 砂丘殺人事件の謎』) |
演出 |
河村雄太郎 枡田明宏 |
出演者 |
松坂慶子 津川雅彦 |
音楽 | 菅野光亮 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー | 中村敏夫 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送チャンネル | フジテレビ系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1982年7月16日 - 同年9月24日 |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:54 |
放送枠 | 金曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 11回 |
『夕映え天使』(ゆうばえてんし)は1982年7月16日 - 9月24日にフジテレビジョン系列の金曜22時台の1時間枠『金曜劇場』で放送された。全11回。主演は松坂慶子。
ストーリー
編集生まれも育ちも恵まれず、不倫に破れ、自分の人生にも疲れて絶望した27歳の初江は、静岡県御前崎の海辺で命を絶とうとする。その御前崎のホテルで、癌により余命わずかだと直感する矢代という男と出会い、話をするうちに惹かれ合う。
その海辺で女の死体が発見され、遺留品から矢代に容疑がかかる。事件を追う瀬村とその妻信子もある事情を抱えていた。
キャスト
編集- 永井初江:松坂慶子
- 出身は九州の炭鉱街。子供の頃に母親が蒸発、更に生活苦もあって、若くして人生の辛苦ばかりを味わい続けている。
- 矢代喬平:津川雅彦
- 年齢は40代半ば。経済的な事情から娘の美紀と結婚。持っている夢とは違う道を歩んで来た自分の人生に疑問を抱く。癌に冒され、残りわずかと直感した人生を必死に生きようとしている。
- 瀬村久三:小野寺昭
- 静岡県警捜査一課の刑事。海岸で起きた女の殺人事件でキャップを務めている。その事件の犯人は喬平と思い込んで執拗に追うようになる。妻・信子と幼稚園児の娘・光子の三人暮らし。
- 瀬村信子:中田喜子
- 瀬村久三の妻。平凡でも幸せに暮らしていたが、ふとしたことで主婦売春組織に入り、夫・久三を窮地に追い込むようになる。
- 野上創:山本學
- 野上病院の院長で喬平の主治医。喬平とは大学生時代からの付き合いで20年来の親友同士、その後も良き理解者同士。喬平には敢えて癌の宣告を避けている。
- 矢代の妻・美紀:夏桂子
- 矢代永徳:下元勉
- 矢代永好:尾美としのり
- 喬平の娘・久枝:高部知子
- 瀬村の娘・光子:中里真美
- 菅原啓策:三浦浩一
- 初江の幼なじみで初恋の人。
- 大隅(刑事):高品格
- 塚本(刑事):成瀬正
- 磯崎(刑事):渡辺裕之
- 戸田(刑事):高村玄二
- 杉本(刑事):南雲佑介
- (出典:[2])
スタッフ
編集- 原作 - 高橋玄洋
- プロデューサー - 中村敏夫
- 音楽 - 菅野光亮
- 主題歌 - ジャン・クロード・ボレリー 『街角のシレーヌ』
- 演出 - 河村雄太郎(第1話 - 5話、7話、10話、11話)、舛田明廣(第6話、8話、9話)
脚注
編集- ^ 夕映え天使 砂丘殺人事件の謎 - Amazon.com(2021年7月11日閲覧)
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1982年7月16日号 p.56〜63「特選テレビ劇場 夕映え天使」
参考資料
編集- 『1980年代全ドラマクロニクル』学習研究社、2009年 ISBN 978-4-05-404122-6
- 京都新聞 1982年7月16日テレビ欄 本作の紹介記事
- テレビドラマデータベース
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