夕張中継局
夕張中継局(ゆうばりちゅうけいきょく)は、北海道夕張市丁未にあるテレビとFMラジオ放送の中継局。ここでは夕張清水沢中継局、夕張新千代田中継局、真谷地中継局についても記述する。
夕張テレビ・FM中継局
編集アナログテレビ放送
編集チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | HBC 北海道放送 |
映像10W/ 音声2.5W |
映像23W/ 音声5.9W |
垂直偏波 | 北海道 | - | 1968年 10月21日[1] |
7 | NHK 札幌教育 |
映像23W/ 音声5.9W |
全国 | 1965年 11月25日[2] | |||
9 | NHK 札幌総合 |
映像23W/ 音声5.7W |
石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) | ||||
11 | STV 札幌テレビ放送 |
映像21W/ 音声5.3W |
北海道 | 1965年 12月24日[1] | |||
4 (割当のみ) |
HTB 北海道テレビ放送 |
(開局せず) | |||||
38 (割当のみ) |
UHB 北海道文化放送 | ||||||
(割当なし) | TVh テレビ北海道 |
- 所在地: 夕張市丁未(小松高台)
- 施設はNHK札幌放送局とSTVが共同使用、HBCが単独であった。
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。なお、TVhにはチャンネルが割り当てられていなかった。
- デジタルテレビ放送については、札幌本局と夕張新千代田中継局によってカバーされている。
FMラジオ放送
編集周波数 | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
83.9MHz | NHK 札幌FM |
10W | 9.5W | 垂直偏波 | 石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) |
- | - |
- 所在地:アナログテレビ放送に同じ
- AIR-G及びFM NORTH WAVEの中継局は設置されていないが、radikoを通じて聴取することは可能である。
夕張清水沢テレビ・FM中継局
編集デジタルテレビ放送
編集リモコン 番号[3] |
放送局名 | チャンネル 番号[3][4] |
空中線 電力[3][4] |
ERP | 偏波面[4] | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数[4][3] |
運用開始日[4] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HBC 北海道放送 |
32 | 1W | 9.8W | 水平偏波 | 北海道 | 約3,800世帯 | 2009年 12月24日 |
2 | NHK 札幌教育 |
45 | 9.3W | 全国 | ||||
3 | NHK 札幌総合 |
47 | 9.1W | 石狩・空知 (滝川市以南)・後志 | ||||
5 | STV 札幌テレビ放送 |
41 | 9.5W | 北海道 | ||||
6 | HTB 北海道テレビ放送 |
43 | ||||||
7 | TVh テレビ北海道 |
51 | 9.1W | 2015年 12月22日 | ||||
8 | UHB 北海道文化放送 |
49 | 9.3W | 2009年 12月24日 |
- 所在地:夕張市南清水沢[5](安藤山)
- 放送区域:夕張市の一部[4][3][5]
- NHKとTVhを除く民放各局は、2009年10月30日に予備免許が交付され[4]、11月30日に試験電波を発射[4]。12月24日に本免許が交付され[4][3]、同日本放送を開始した[4]。
- TVhは2015年9月30日に予備免許交付[6]。11月19日に試験電波を発射、12月22日に本免許が交付され、同日本放送を開始した[4]。
アナログテレビ放送
編集チャンネル |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | HBC 北海道放送 |
映像10W/ 音声2.5W |
映像28W/ 音声6.9W |
水平偏波 | 北海道 | - | 1966年 9月16日[1] |
7 | NHK 札幌教育 |
映像23W/ 音声5.9W |
全国 | 1965年 12月18日[2] | |||
9 | NHK 札幌総合 |
映像23W/ 音声5.7W |
石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) | ||||
58 | STV 札幌テレビ放送 |
映像105W/ 音声26W |
北海道 | 1965年 3月20日[7] | |||
60 | HTB 北海道テレビ放送 |
映像100W/ 音声26W |
1976年 9月14日[7] | ||||
62 | UHB 北海道文化放送 | ||||||
(割当なし) | TVh テレビ北海道 |
(開局せず) |
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
- 施設はNHK札幌放送局が単独、民放各局は共同使用であった。
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。なお、TVhにはチャンネルが割り当てられていなかった。
FMラジオ放送
編集周波数 | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
85.9MHz | NHK 札幌FM |
10W | 16W | 水平偏波 | 石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) |
- | - |
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
- AIR-G'及びFM NORTH WAVEの中継局は設置されていない(ただし前述の通りradikoを通じて聴取可能)。
夕張新千代田テレビ中継局
編集デジタルテレビ放送
編集リモ コン 番号[8] |
放送局名 | チャン ネル 番号[4][8] |
空中線 電力[4][8] |
ERP | 偏波面[4] | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数[4][8] |
運用開始日[4] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HBC 北海道 放送 |
28 | 50mW | 390mW | 水平偏波 | 北海道 | 約1,800世帯 | 2010年 10月29日 |
2 | NHK 札幌 教育 |
46 | 380mW | 全国 | ||||
3 | NHK 札幌 総合 |
44 | 石狩・空知 (滝川市以南)・ 後志 | |||||
5 | STV 札幌 テレビ放送 |
30 | 北海道 | |||||
6 | HTB 北海道 テレビ放送 |
32 | 390mW | |||||
7 | TVh テレビ 北海道 |
36 | 380mW | |||||
8 | UHB 北海道 文化放送 |
34 |
- 所在地: 夕張市鹿の谷山手町[9]
- 放送区域: 夕張市の一部[4][8][9]
- NHKは2010年6月16日に予備免許が交付され[4]、7月15日に試験電波を発射[4]。民放局は9月30日に予備免許が交付され[4]、10月25日に試験電波を発射[4]。NHK、民放局とも2010年10月29日に本免許が交付され[4][8]、同日本放送を開始した[4]。
アナログテレビ放送
編集チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
50 | HBC 北海道放送 |
映像100mW/ 音声25mW |
映像490mW/ 音声120mW |
水平偏波 | 北海道 | 約1,020世帯 市内全世帯の11.6%をカバー |
1978年 9月2日[10][11] |
52 | NHK 札幌総合 |
石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) | |||||
54 | UHB 北海道文化放送 |
北海道 | |||||
56 | HTB 北海道テレビ放送 | ||||||
58 | STV 札幌テレビ放送 | ||||||
60 | NHK 札幌教育 |
全国 | |||||
62 | TVh テレビ北海道 |
北海道 | - |
- 所在地: 夕張市常盤
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
真谷地テレビ中継局
編集デジタルテレビ放送
編集リモ コン 番号[12] |
放送局名 | チャン ネル 番号[4][12] |
空中線 電力[4][12] |
ERP | 偏波面[4] | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数[4][12] |
運用開始日[4] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HBC 北海道放送 |
32 | 10mW | 50mW | 水平偏波 | 北海道 | 約200世帯 | 2010年 9月30日 |
2 | NHK 札幌教育 |
45 | 全国 | |||||
3 | NHK 札幌総合 |
47 | 石狩・空知 (滝川市以南)・後志 | |||||
5 | STV 札幌テレビ放送 |
41 | 北海道 | |||||
6 | HTB 北海道テレビ放送 |
43 | ||||||
7 | TVh テレビ北海道 |
34 | ||||||
8 | UHB 北海道文化放送 |
49 |
- 所在地: 夕張市真谷地[13]
- 放送区域: 夕張市の一部[4][12][13]
- NHKは2010年5月14日、民放局は9月14日に予備免許が交付され[4]、いずれも9月17日に試験電波を発射[4]。9月30日に本免許が交付され[4][12]、同日本放送を開始した[4]。
アナログテレビ放送
編集チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
38 | HTB 北海道テレビ放送 |
映像100mW/ 音声25mW |
映像480mW/ 音声120mW |
水平偏波 | 北海道 | - | 1979年 9月17日[14][11] |
40 | STV 札幌テレビ放送 | ||||||
42 | HBC 北海道放送 | ||||||
44 | NHK 札幌総合 |
石狩・空知 (滝川市以南)・後志 (黒松内町以外) | |||||
46 | UHB 北海道文化放送 |
北海道 | |||||
48 | NHK 札幌教育 |
全国 | |||||
50 | TVh テレビ北海道 |
北海道 | - |
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
脚注
編集- ^ a b c 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、493頁。
- ^ a b 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'75』日本放送出版協会、1975年、304頁。
- ^ a b c d e f 地上デジタルテレビジョン放送局の免許-黒松内他17局所のデジタル中継局に免許(報道資料2009年12月24日)(総務省北海道総合通信局)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況(平成27年12月22日現在) - 総務省北海道総合通信局、2015年12月22日閲覧
- ^ a b 夕張清水沢デジタルテレビジョン中継局の放送エリア図(報道資料2009年12月24日) (PDF) (総務省北海道総合通信局)
- ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の予備免許 ― 株式会社テレビ北海道(TVh)の8中継局 ― - 総務省北海道総合通信局(2015年9月30日)※2015年11月24日閲覧
- ^ a b 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、494頁。
- ^ a b c d e f 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の免許-苫小牧宮の森ほか3局所の中継局に免許(報道資料2010年10月29日)(総務省北海道総合通信局)
- ^ a b 夕張新千代田デジタルテレビジョン中継局の放送エリア図(報道資料2010年10月29日) (PDF) (総務省北海道総合通信局)
- ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'79』日本放送出版協会、1979年、363頁。
- ^ a b 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、493-494頁。
- ^ a b c d e f 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の免許-小樽桂岡ほか8局所の中継局に免許(報道資料2010年9月30日)(総務省北海道総合通信局)
- ^ a b 真谷地デジタルテレビジョン中継局の放送エリア図(報道資料2010年9月30日)(総務省北海道総合通信局)
- ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'80』日本放送出版協会、1980年、372頁。