壽元寺
愛知県名古屋市にある寺院
壽元寺(じゅげんじ)は、愛知県名古屋市東区東桜二丁目にある日蓮宗の寺院。
壽元寺 | |
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所在地 | 愛知県名古屋市東区東桜二丁目16-46[1] |
山号 | 栓量山[2] |
宗派 | 日蓮宗 |
法人番号 | 6180005001400 |
概要
編集山号は栓量山[2]。旧本山は大本山本圀寺(六条門流)。莚師法縁(隆源会)。
慧照院日奉が開基[3]。元和8年4月21日創立[3]。本圀寺の勢力は同時期に尾張国清須において多くの寺院を建立している[4]。京都本圀寺の末寺として、惠日山長照寺の名称で清須にあったが、慶長15年に現在地に移転した[2]。元禄7年に壽元寺と名を改め、文化文政期に本堂や庫裏が建て直された[2]。しかし、1891年(明治24年)の震災で被災、後に再建された[2]。
本堂については名古屋大空襲により焼失[1]。戦後は同所において再建されず、復興土地区画整理事業による道路用地にかかったため、含笑寺・法華寺の墓所が所在した土地を購入し、移転再建された[1]。
脚注
編集参考文献
編集- 名古屋市 編『名古屋市史社寺編』名古屋市役所、1915年、935頁 。
- 名古屋文化遺産活用実行委員会・名古屋市蓬左文庫『東寺町の成立と変遷 : 都市の歴史景観・文化景観としての寺町』名古屋市、2017年3月15日 。
- 北村行遠(著)、立正大学史学会(編)「近世寺院の寺格をめぐる一確執--尾張藩日蓮宗寺院の事例について」『立正史学(74)』、立正大学史学会、1993年9月。
- 西村慈珖 編『日蓮宗大観』日蓮宗大観刊行会、1918年。