音楽にあって、声部(せいぶ)またはパートとは、複数の演奏者が同時に演奏するとき、同じ音の動きをする集団の演奏者、またはひとりの演奏者、を言う。一般にはパートの語を使い、声部の語はより理論的、概念的なときに使うことが多い。楽譜を使う演奏の場合には、同一のパートは同一の音符演奏することになる。

また、より概念的に、例えばひとりで複数の音を出すときに、複数の演奏者による演奏に見立てて、それぞれの音の動きを声部またはパートと呼ぶことがある。

外声と内声

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複数の声部が同時に演奏するとき、最も高い音を担当する声部と、最も低い音を担当する声部とを合わせて外声(がいせい)という。外声以外の声を内声(ないせい)という。

たとえば混声四部合唱では、ソプラノとバスが外声で、アルトとテノールが内声に当たる。

関連項目

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