塩責め(しおぜめ)は、拷問の一種である。

概要

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手法としては、罪人の肌を刃物で傷つけ、その上にを塗りつけるものである。塩は傷口にしみて激痛を引き起こす性質がある[1]。対象者は痛みのあまり悶死するか体力を消耗し衰弱死する[2]

塩責めを受けた人物で有名なのは鼠小僧が挙げられる。彼は激痛で気絶したと言われる。

脚注

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  1. ^ ことわざにある「傷口に塩」とは、痛む上に塩を塗ると言う意味であり、このことからも分かる。参考・鈴木棠三広田栄太郎編『故事・ことわざ辞典』東京堂出版、1956年。p.247.さらにさかのぼると、『万葉集』巻第五・896番には、「諺に曰く、痛き傷に塩をそそき、短き材の端をきるという」とあり、古代から傷口に塩を塗る行為の認識は見られる。
  2. ^ 『日本で本当に行われていた 恐るべき拷問と処刑の歴史』(日本史ミステリー研究会 彩図社 2015年6月24日)ISBN 9784801300835