堀孝彦
堀 孝彦(ほり たかひこ、1931年 - 2020年9月25日[1])は、日本の倫理学者、英学者。名古屋学院大学名誉教授。
略歴
編集台北市に台北帝国大学教授堀豊彦の子として生まれる。オランダ通詞・堀達之助の玄孫。
1954年東京大学文学部倫理学科卒業。1961年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。
福島大学学芸学部講師、教育学部助教授、教授、1987年名古屋学院大学教授(倫理学、社会思想史)。2003年定年退任、名誉教授。墓所は多磨霊園。
著書
編集- 『近代の社会倫理思想』(青木書店) 1983
- 『英学と堀達之助』(雄松堂出版) 2001
- 『日本における近代倫理の屈折』(未來社、名古屋学院大学総合研究所研究叢書) 2002
- 『私注「戦後」倫理ノート 1958 - 2003』(港の人) 2006
- 『開国と英和辞書 評伝・堀達之助』(港の人) 2011
- 『近代倫理学生誕への道 民主主義の倫理と日本』(未知谷) 2014
共編著
編集翻訳
編集- 『現代の倫理理論』(J・V・マクグリン, J・J・トゥナー、藤巻和夫共訳、勁草書房) 1964
- 『プロテスタンティズムと近代世界 1』(エルンスト・トレルチ、ヨルダン社、トレルチ著作集8) 1984
脚注
編集参考
編集- [ISBN 978-4-624-01159-8]
- 堀孝彦教授 略年譜・主要業績目録 (堀孝彦教授退職記念号) 名古屋学院大学論集 社会科学篇 2003