埼玉工業大学
埼玉県の私立大学
埼玉工業大学(さいたまこうぎょうだいがく、英語: Saitama Institute of Technology)は、埼玉県深谷市普済寺1690に本部を置く日本の私立大学。1903年創立、1976年大学設置。大学の略称は埼工大(さいこうだい)。
埼玉工業大学 | |
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大学設置 | 1976年 |
創立 | 1903年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人智香寺学園 |
本部所在地 |
埼玉県深谷市普済寺1690 北緯36度11分42.35秒 東経139度14分21.79秒 / 北緯36.1950972度 東経139.2393861度座標: 北緯36度11分42.35秒 東経139度14分21.79秒 / 北緯36.1950972度 東経139.2393861度 |
学部 |
人間社会学部 工学部 |
研究科 |
人間社会研究科 工学研究科 |
ウェブサイト | https://www.sit.ac.jp/ |
沿革
編集- 1903年(明治36年)2月 - 東京市浅草区森下町に東京商工学校を創立
- 1922年(大正11年)4月 - 東京市神田駿河台に移転
- 1935年(昭和10年)4月 - 東京高等商工学校[1] に改称
- 1938年(昭和13年)4月 - 聖橋高等工学校と改称
- 1944年(昭和19年)
- 3月 - 財団法人聖橋学園を設立
- - 聖橋工業学校となる(各種学校から中等教育機関に昇格)
- 1947年(昭和22年)4月 - 聖橋中学校を開設(聖橋工業学校に聖橋中学校を併設)
- 1948年(昭和23年)
- 4月 - 聖橋高等学校(普通科・機械科)を開設
- 聖橋工業学校を廃止
- 1951年(昭和26年)
- 3月 - 財団法人聖橋学園を学校法人聖橋学園に組織変更
- 9月 - 聖橋中学校・高等学校を荒川区尾久町へ移転
- 1952年(昭和27年)8月 - 埼玉県深谷市東大沼に祥苑編物技芸学院を開設(各種学校)
- 1955年(昭和30年)11月 - 祥苑編物技芸学院を深谷高等家政女学校と改称
- 1957年(昭和32年)4月 - 聖橋高等学校に定時制商業科を併設。深谷高等家政女学校が学校法人祥苑学園・桜ヶ丘女子高等学校(家庭科)となる
- 1958年(昭和33年) - 学校法人祥苑学園・桜ヶ丘女子高等学校に普通科を開設
- 1961年(昭和36年)4月 - 埼玉県大里郡岡部町に学校法人聖橋学園・埼玉工業高等学校(機械科)を開設
- 1962年(昭和37年)
- 3月 - 学校法人聖橋学園・埼玉工業高等学校を閉校
- 4月 - 埼玉県大里郡岡部町に学校法人聖橋学園・聖橋工業高等専門学校(機械工学科)を開設
- 1971年(昭和46年)3月 - 聖橋中学校・聖橋高等学校(全日制・定時制)を閉校
- 1973年(昭和48年)12月 - 学校法人聖橋学園を学校法人智香寺学園と改称
- 1974年(昭和49年) - 聖橋工業高等専門学校の廃止が決定
- 1975年(昭和50年)
- 3月 - 聖橋工業高等専門学校を学生募集停止
- - 桜ヶ丘女子高等学校が桜ヶ丘高等学校と改称され共学化
- 1976年(昭和51年)4月 - 埼玉工業大学(工学部機械工学科、環境工学科、電子工学科)を開学。桜ヶ丘高等学校が埼玉工業大学深谷高等学校となる
- 1979年(昭和54年)3月 - 聖橋工業高等専門学校を閉校
- 1985年(昭和60年)4月 - 埼玉工業大学専門学校(情報処理学科、ビジネス学科)を開設
- 1998年(平成10年)4月 - 埼玉工業大学大学院工学研究科(修士課程)を開設
- 1999年(平成11年)4月 - 埼玉工業大学工学部の環境工学科を応用化学科に改組
- 2000年(平成12年)
- 4月 - 埼玉工業大学大学院工学研究科に博士後期課程を開設(修士課程を博士前期課程に変更)
- 12月 - 学校法人祥苑学園と合併[2]
- 2001年(平成13年)3月 - 埼玉工業大学専門学校を廃止
- 2002年(平成14年)4月 - 埼玉工業大学工学部に情報工学科を開設。埼玉工業大学に人間社会学部(情報社会学科、心理学科)を開設
- 2003年(平成15年)4月 - 埼玉工業大学深谷高等学校を正智深谷高等学校に改称
- 2006年(平成18年)4月 - 埼玉工業大学大学院に人間社会研究科(修士課程)を開設
- 2007年(平成19年)4月 - 埼玉工業大学工学部の応用化学科を生命環境化学科に改組、電子工学科と情報工学科を情報システム学科に統合改組。工学部にヒューマン・ロボット学科を開設
- 2011年(平成23年)4月 - 埼玉工業大学工学部の機械工学科とヒューマン・ロボット学科を機械工学科(機械工学専攻、ロボティクス専攻)に統合改組、生命環境化学科をバイオ・環境科学専攻と応用化学専攻に、情報システム学科をIT専攻、電子情報専攻に専攻分離
- 2012年(平成24年)4月 - 学習支援センター、キャリア支援センター、留学生支援センターを設置
- 2016年(平成28年)4月 - ものづくり研究センター、教職センターを設置
- 2019年(平成31年)4月 - 工学部情報システム学科 AI専攻を追加、電気電子情報専攻を電気電子専攻に改称
- 2019年(平成31年)4月 - 自動運転技術開発センターを設置
- 2024年(令和6年)3月 - クリーンエネルギー技術開発センターを設置
- 2024年(令和6年)4月 - 地域連携センターを設置
学部
編集- 工学部
- 機械工学科
- 機械工学専攻
- ロボット・スマート機械専攻
- ※2025年4月より「機械工学専攻」「IT応用機械専攻」「AIロボティクス専攻」
- 生命環境化学科
- バイオ・環境科学専攻
- 応用化学専攻
- ※2025年4月より「バイオサイエンス専攻」「応用化学専攻」「環境・クリーンエネルギー専攻」
- 情報システム学科
- IT専攻
- AI専攻
- 電気電子専攻
- ※2025年4月より「IT専攻」「AI専攻」「自動運転専攻」「電気電子専攻」
- 機械工学科
- 人間社会学部
- 情報社会学科
- 経営システム専攻(2025年4月より「IT経営専攻」へ名称変更)
- メディア文化専攻(2025年4月より「メディアデザイン専攻」へ名称変更)
- 心理学科
- 臨床心理専攻
- ビジネス心理専攻
- 情報社会学科
大学院
編集- 工学研究科
- 機械工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
- エネルギー工学教育研究分野
- 機械システム工学教育研究分野
- 情報システム専攻
- 情報工学研究分野(博士前期課程)
- 電子工学研究分野(博士前期課程)
- 電子・情報教育研究分野(博士後期課程)
- 先端材料教育研究分野(博士前期課程)
- 先端電子材料教育研究分野(博士後期課程)
- 量子物性教育研究分野(博士前期課程・博士後期課程)
- 生命環境化学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
- 材料化学教育研究分野
- 環境化学教育研究分野
- 生命化学教育研究分野
- 機械工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
- 人間社会研究科
- 情報社会専攻(修士課程)
- 情報社会システム教育研究分野
- ディジタル・クリエーター教育研究分野
- 心理学専攻(修士課程)
- 臨床心理学教育研究分野
- 実験心理学教育研究分野
- 情報社会専攻(修士課程)
附属施設・組織
編集- 基礎教育センター
- 先端科学研究所
- 臨床心理センター
- 国際交流研究センター
- 産官学交流センター
- ものづくり研究センター
- AI研究センター
- 図書館
- 情報基盤センター
- 学習支援センター
- キャリア支援センター
- 留学生支援センター
- ものづくり支援センター
- 教職センター
- 自動運転技術研究センター[3]
- 地域連携センター
- 事務局
スクールバス
編集平日と土曜ダイヤが設定されており、学期末試験や入試、行事等の際は別ダイヤとなる。
協定や連携
編集- 国内の大学
- 国内の専修学校・各種学校
- 国内の高等学校
- 正智深谷高等学校
- 埼玉県立久喜工業高等学校
- 埼玉県立深谷商業高等学校
- 埼玉県立熊谷工業高等学校
- 埼玉県立児玉白楊高等学校
- 埼玉県立寄居城北高等学校
- 埼玉県立深谷高等学校
- 埼玉県立深谷第一高等学校
- 群馬県立伊勢崎工業高等学校
- 群馬県立前橋工業高等学校
- 長野県坂城高等学校
- 埼玉県立秩父農工科学高等学校
- 埼玉県立妻沼高等学校
- 群馬県立高崎工業高等学校
- 群馬県立藤岡工業高等学校
- 群馬県立藤岡中央高等学校
- 日々輝学園高等学校
- 埼玉県立進修館高等学校
- 群馬県立太田工業高等学校
- 埼玉県立皆野高等学校
- 群馬県立吉井高等学校
- 埼玉県立川越工業高等学校
- 埼玉県立大宮工業高等学校
- 明和県央高等学校
- 埼玉県立川口工業高等学校
- 埼玉県立浦和工業高等学校
- 埼玉県立羽生第一高等学校
- 大妻嵐山高等学校
- 埼玉県立滑川総合高等学校
- 埼玉県立狭山工業高等学校
- 栃木県立宇都宮工業高等学校
- 埼玉県立新座総合技術高等学校
- 桐生市立商業高等学校
- 埼玉県立熊谷西高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 長野県上田東高等学校
- 中国の大学
- ベトナムの大学
- 韓国の大学
- 全北大学校工科大学
- 企業
- 自治体
大学関係者
編集OB・OG
編集- 経営者
・石井孝(荏原実業株式会社 代表取締役社長執行役員兼COO)
- サッカー
- 政治家
- 映画監督
- ラグビー
関連項目
編集- 正智深谷高等学校(旧・埼玉工業大学深谷高等学校。その前は桜ヶ丘女子高等学校)
- 聖橋工業高等専門学校(廃止)
- 埼玉工業大学専門学校(廃止)
スポーツ
編集- 卓球部(関東2部リーグ所属)
- ラグビーフットボール部(関東3部リーグ所属)
- サッカー部(埼玉県1部リーグ所属)
- バスケットボール部
キャラクター
編集2008年に、キャラクターの名前の一般公募が行われ、「フカニャン」となった。フカニャンはベレー帽をかぶった猫で、左手に虫眼鏡、右手にメモノートを持っている。
その他
編集- 工学部情報システム学科では、特定の科目の単位を取得し、修了試験に合格することで、基本情報技術者試験(FE)の午前の部の受験が1年間免除される制度が導入されている[4][5][6]。
脚注
編集- ^ 1927年に大森に創立した芝浦工業大学の前身である「東京高等工商学校」は別の学校。
- ^ 埼玉工業大学深谷高等学校を設置する学校に加えた。
- ^ 「埼玉工大、自動運転特化の新組織 実用化へ研究者招く」『日本経済新聞』電子版2019年5月28日(2020年2月8日閲覧)
- ^ IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:午前試験免除 基本情報技術者試験(FE)
- ^ “認定免除対象講座の一覧(PDF)”. 独立行政法人 情報処理推進機構. 2021年7月31日閲覧。
- ^ 目指せる資格|学生生活|埼玉工業大学