坂本拓己
坂本 拓己(さかもと たくみ、2004年7月6日 - )は、北海道奥尻郡奥尻町出身のプロ野球選手(投手)[2]。左投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。
東京ヤクルトスワローズ #56 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道奥尻郡奥尻町 |
生年月日 | 2004年7月6日(20歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト4位 |
年俸 | 540万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集奥尻町立青苗小学校1年生のときに青苗スカイバードに入り野球を始める[2]。奥尻町立奥尻中学校では軟式野球部に入り[2]、3年時は上ノ国中学との連合チームでプレーした[3]。
高校からは野球と向き合うために島を離れ、北海道知内高等学校に進学し、1年秋からベンチ入りする[2]。入学当時は最速117キロで制球の乱れも目立ったが、2年の夏には141キロをマークするようになる[4]。3年夏の全国高等学校野球選手権南北海道大会では準決勝の東海大札幌戦で門別啓人との投げ合いを制したものの、決勝で札幌大谷に敗れ甲子園出場は逃す。しかし同校野球部を初の決勝進出、準優勝に導いた[5]。
2022年10月20日に行われたドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズから4位指名を受ける[6]。指名された際には、生まれ育った奥尻島と高校時代応援してくれた知内町の二つの町の人々に感謝の思いを述べた[6]。 知内高校からプロ野球選手が誕生するのは初で、奥尻島出身のプロ野球選手は佐藤義則以来46年ぶり二人目となる[2]。佐藤義則からは、「もう奥尻島からプロ野球選手は出ないと思っていたのでうれしい。頑張ってほしい」とエールを送られた[7]。11月30日、知内町の公民館で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸500万円で合意した。背番号は56に決まった[5]。担当スカウトは斉藤宜之[8]。
人物・選手としての特徴
編集スリークォーターから最速147キロの直球とスライダーを武器とし[9]、カーブとチェンジアップを投げる[10]。
普段は右利きだが、子供の頃から左利きの兄とキャッチボールをしていた事から自然とグラブを右手にはめるようになり、左投げになった[10]。
詳細情報
編集背番号
編集- 56(2023年 - )
脚注
編集- ^ “ヤクルト - 契約更改”. 日刊スポーツ. 2024年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e “知内の最速147キロ左腕坂本拓己ドラフト吉報待つ「ワクワク半分、ドキドキ半分です」”. 日刊スポーツ (2022年10月19日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “奥尻島2人目のプロ野球選手へ 知内高・坂本プロ志望届提出”. DOSHIN SPORTS (2022年8月30日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “【ドラフト会議】ヤクルトが知内・坂本拓己を4位指名 奥尻島出身 佐藤義則氏以来46年ぶりプロ誕生へ”. スポニチアネックス (2022年10月20日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b “ヤクルトD4位・坂本拓己が仮契約 北海道・奥尻島から46年ぶりのプロ野球選手 背番号「56」は野球アニメ「MAJOR」茂野五郎をイメージ”. サンスポ (2022年11月30日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b “奥尻島出身は46年ぶり! 知内高校・坂本拓己投手 ヤクルト4位指名”. NHK (2022年10月21日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “奥尻島から46年ぶりプロ野球選手誕生 大先輩・佐藤義則氏「私の165勝を追い越してほしい」”. デイリースポーツ (2022年12月13日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “【ヤクルト】ドラフト4位知内・坂本拓己「奥尻の子どもたちに夢や希望を」故郷へ恩返し誓う”. 日刊スポーツ (2022年10月26日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “坂本 拓己(知内)”. 高校野球ドットコム. 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b “【高校野球】知内高の最速147キロ左腕・坂本拓己、奥尻町からは元オリックスの佐藤義則さん以来の指名待つ…夢への軌跡 ドラフト候補の素顔”. スポーツ報知 (2022年10月15日). 2022年12月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 坂本拓己 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)