坂口楓華

日本の競輪選手

坂口 楓華(さかぐち ふうか、1997年10月1日 - )は、兵庫県加古郡稲美町出身の女子競輪選手日本競輪選手会愛知支部所属、ホームバンクは豊橋競輪場(当初は京都支部所属、ホームバンクは向日町競輪場)。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第112期生。師匠は武田哲二(65期)。元女子競輪選手の坂口聖香(116期)は実姉。

坂口 楓華
Fuka Sakaguchi
基本情報
本名 坂口 楓華
さかぐち ふうか
愛称 ふうちゃん
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-10-01) 1997年10月1日(27歳)
身長 166.0cm
体重 58.0kg
選手情報
所属 日本競輪選手会愛知支部
期別 112期
登録地
2017-2023
2023-
日本競輪選手会京都支部
日本競輪選手会愛知支部
業績
特別競輪勝利
ガールズケイリンコレクション 2024 3月
■最終更新日:2024年3月25日  テンプレートを表示

経歴

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父の影響で小学校3年生のときから自転車競技を始めた。高校生のとき、2013年17歳以下全日本ロードレース、タイムトライアルで優勝。進路を決める際に父から競輪の話を聞き、競輪学校への入学を決めたという[1]

2016年1月15日、競輪学校第112回技能試験に合格[2]。在校競走成績は8位(7勝)[3]。卒業記念レースは3位[4]

2017年7月12日高松競輪場でデビュー、初勝利も同日。初優勝は2018年7月21日の佐世保競輪場で挙げた[5]

2020年は特に下期で好成績を挙げたことで、2021年3月28日に開催されたガールズケイリンコレクション松阪ステージに選考順位第5位で出場選手として選出され[6][7]特別競走に初出場、2着と健闘した[8]。同年はそのまま好調を維持、獲得賞金ランキング上位に入り、年末のガールズグランプリ出場権を獲得し出走(4着)。同年の獲得賞金は1622万8400円でランキング6位であった。

2022年の後半から更なるレベルアップを目指し、市田佳寿浩に師事[9]。その成果はレースにも表れ、2023年1月13日からのコレクショントライアルいわき平)では決勝6着となり同年5月のコレクション出場権を逃してしまったが、その直後となる1月26日からの岸和田FII(ミッドナイト)初日から連勝を続け、4月22日小倉FII(ミッドナイト)初日で1着となり25連勝を達成(34連勝の児玉碧衣に次ぐガールズケイリン2番目の記録)[10]。それ以降も連勝を続けたが、5月21日岸和田FII最終日決勝で久米詩に敗れ連勝記録は32で止まった[11]。同年11月7日付けでデビュー当初より所属していた京都支部から愛知支部へ移籍したが[12]、実際には「京都では他にガールズケイリン選手がおらず満足な練習ができない」[13]ことを理由に2019年ごろから既に出稽古名目で京都を離れており、現在のホームバンクである豊橋を主な拠点として練習を続けていた(市田に指導を仰ぐようになってからは福井にも出向いている)[14]

2024年3月24日ガールズケイリンコレクション最終開催となった2024年取手ステージにて、4角から抜け出し優勝。特別レース10度目の挑戦で初のタイトル獲得となった[15]

主な獲得タイトルと記録

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脚注

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  1. ^ 生徒インタビューレポート 坂口 楓華(112期)
  2. ^ 日本競輪学校第112回生徒入学試験合格者名簿 (PDF)
  3. ^ 競走成績戦法別一覧表総合 (PDF)
  4. ^ 第112回生徒 卒業記念レース 全着順一覧 (PDF)
  5. ^ 選手情報: 坂口 楓華 - KEIRIN.JP
  6. ^ 『ガールズケイリンコレクション2021 松阪ステージ』出場予定選手決定!”. ガールズケイリン公式サイト(JKA) (2021年1月25日). 2021年4月17日閲覧。
  7. ^ コレクション3月開催は、原則として前年下期の競走得点最上位7名が選出される。
  8. ^ ガールズケイリンコレクション2021 松阪ステージ 優勝は児玉碧衣選手!”. ガールズケイリン公式サイト(JKA) (2021年3月28日). 2021年4月17日閲覧。
  9. ^ “【競輪】坂口楓華は市田佳寿浩に師事して充実一途! 児玉碧衣より先に仕掛ければ勝機/ヤマコウ”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年6月13日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/yamakou/news/202306130000046.html 2023年6月13日閲覧。 
  10. ^ “坂口楓華が豪快まくりで連勝を「25」に伸ばす「次は自分らしく仕掛けていきたい」/小倉ミッド”. 日刊スポーツ新聞社. (2023年4月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/mid_cal/news/202304220001950.html 2023年4月23日閲覧。 
  11. ^ “坂口楓華のガールズ連勝記録は「32」でストップ 久米詩にゴール前で差されて2着/岸和田”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月21日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202305210000626.html 2023年5月21日閲覧。 
  12. ^ 坂口楓華 [@fuukeirin1] (2023年11月2日). "こんばんは". X(旧Twitter)より2023年11月2日閲覧
  13. ^ 坂口の姉・聖香が2021年1月に引退して以降、京都支部所属の現役のガールズケイリン選手は坂口一人のみとなっていた。なお、2024年3月時点での京都支部所属のガールズケイリン選手は、同年デビューの小林諒(126期)が一人いる。
  14. ^ 「自分への挑戦、今年はその始まりの年」ガールズグランプリ2023 坂口楓華インタビュー”. moreCADENCE (2023年12月23日). 2023年12月25日閲覧。
  15. ^ “【結果詳細・競輪】脇本雄太ウィナーズカップV ガールズコレクションは坂口楓華が優勝/取手”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年3月24日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202403230000232.html 2024年3月24日閲覧。 

外部リンク

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