地域精神保健福祉機構
認定特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(ちいきせいしんほけんふきしきこう、英語: Community Mental Health & Welfare Bonding Organization、略称: COMHBO、コンボ)とは、2007年(平成19年)に設立された、精神医療サービスの日本の利用者・患者団体である[2]。
略称 | COMHBO、コンボ |
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設立 | 2007年 |
種類 | 認定特定非営利活動法人(千葉県所轄) |
法人番号 | 8040005004745 |
目的 | 精神障害を持つ方及びその家族・関係者に対して、精神保健福祉施策の向上に関する事業を行い、精神障害者の福祉と国民の精神保健の向上に寄与することを目的とする(定款)[1] |
本部 | 千葉県市川市平田3丁目5番1号 |
代表理事 | 大嶋巌 |
共同代表理事 | 伊藤順一郎, 宇田川健 |
ウェブサイト |
www |
オーストラリア、イタリア、オランダ、イギリスでは、精神医療サービスの利用者団体が設立され、国家のメンタルヘルス政策への決定において、大きな影響を及ぼしている[2]。現在の日本には、単一の大きな利用者団体は存在していない[2]。経済協力開発機構は、日本は精神医療サービスの利用者の地位を擁護すべきであり、厚生労働省は彼らを政策決定に加えるべきであるとしている[2]。
OECD報告書において、コンボはイタリアの利用者団体と提携し、国際的な協業を進めようとしていると述べられている[2]。
事業内容
編集- 出版およびウェブでの情報提供
- ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の調査・研修
- スクールメンタルヘルスの調査・研修
書籍
編集- メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』
- 監修『マンガでわかる!うつの人が見ている世界』(共監修:大野裕、漫画:工藤ぶち)2023年 文響社 ISBN 9784866516295
脚注
編集- ^ a b “NPO法人ポータルサイト - 特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構”. 内閣府NPOデータベース (2016年7月20日). 2015年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e "4". OECD Series on Health Care Quality Reviews - Japan (Report). OECD. 2014年11月. p. 187. doi:10.1787/9789264225817-en。