土樽スキー場
新潟県湯沢町に存在したスキー場
土樽スキー場(つちたるスキーじょう)は、新潟県南魚沼郡湯沢町に存在したスキー場である。リフト1本の小規模なスキー場だが、旧コクド(現プリンスホテル)の経営するスキー場のひとつであった。
土樽スキー場 | |
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所在地 | 新潟県南魚沼郡湯沢町土樽 |
座標 | 北緯36度52分15秒 東経138度51分46秒 / 北緯36.87083度 東経138.86278度 |
廃業日 | 最終2004年-2005年シーズン |
標高 | 710 m - 603 m |
標高差 | 107 m |
最長滑走距離 | 400 m |
コース数 | 2本 |
索道数 | 1本 |
公式サイト | www.princehotels.co.jp/ski/tsuchitaru/ - ウェイバックマシン(2007年9月5日アーカイブ分) |
概要
編集1941年開業の歴史あるスキー場。日本国有鉄道(国鉄)が開いたスキー場で、1990年にコクドが経営を継承した[1]。リフト1本とゲレンデ1コースのスキー場で、土地は町から無償貸与されていた[2]。2005年時点で、町は土樽スキー場の経済波及効果を約3800万円と試算していた[3]。
ピーク時は1シーズンに13000人の利用があったが[4]、最終シーズンとなった2004年 - 2005年シーズンの利用者数は、湯沢町内にあった17のスキー場で最少となる2810人だった[2]。採算が見込めないと判断されたため、2005年 - 2006年シーズンの営業を行うことなく閉鎖した[5][6]。末期は土日祝日のみの営業であった。
施設
編集- リフト
- ペアリフト1基
アクセス
編集脚注
編集- ^ 『中日新聞』2005年8月25日朝刊第二経済面9頁「新潟土樽スキー場 利用客低迷で休止 西武グループ」(中日新聞社)
- ^ a b 『朝日新聞』2005年10月18日東京朝刊新潟県版全県第一地方面31頁「コクド、土樽スキー場廃止 「三国」は今季休止 地元・湯沢に落胆の声 /新潟県」(朝日新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2005年8月26日東京朝刊新潟北部版35頁「「土樽スキー場」撤退へ 西武グループ、採算見通し立たず=新潟」(読売新聞東京本社)
- ^ 「コクド、新潟県湯沢町の土樽スキー場閉鎖へ―残る9ヵ所、焦点に」『日本経済新聞』2005年8月25日、地方経済面 新潟、22面。
- ^ 『日本経済新聞』2005年10月18日東京朝刊11頁「コクド、5スキー場など今季の営業休止」
- ^ 『日経産業新聞』2005年10月18日号27頁「コクド、5スキー場、今季休止――箱根など2スノボ施設も」
関連項目
編集外部リンク
編集- PRINCE SNOW RESORT内公式ページ - ウェイバックマシン(2007年9月5日アーカイブ分)