国際貿易センター (ベルリン)

国際貿易センタードイツ語: Internationales Handelszentrum, IHZ)は、ドイツベルリンミッテ区高層ビルである。このビルは旧東ベルリンのゲオルゲン通り、プランク通り、ドロテーン通り、フリードリヒ通りで囲まれた街区にあり、高さ93.5m、25階建てである。このビルは日本の鹿島建設により、同社の設計・施工で建てられたもので、1976年に着工し、1978年に竣工した。このビルの目立った特徴は、表と裏に大きな黒い窓面があり、それらが白い、窓のない縁に囲まれていることである。平面形状は長方形である。

Internationales Handelszentrum
情報
用途 オフィス
設計者 鹿島建設
建築主 鹿島建設
階数 25
高さ 93.5 m
着工 1976年
竣工 1978年
所在地 ドイツの旗 ドイツ ベルリン市 ミッテ区
座標 北緯52度31分9.1秒 東経13度23分19.7秒 / 北緯52.519194度 東経13.388806度 / 52.519194; 13.388806 (Internationales Handelszentrum)座標: 北緯52度31分9.1秒 東経13度23分19.7秒 / 北緯52.519194度 東経13.388806度 / 52.519194; 13.388806 (Internationales Handelszentrum)
テンプレートを表示
IHZ Blick ポツダマー・プラッツからの眺め

2000年まではフリードリヒ通りに面した側に3階建ての低層棟があり、中にレストランと店舗があった。この低層棟は取り壊され、代わりに2棟の高さ35mのビルが増設された。これらのビルには現在、住宅、オフィス、ホテルが入っている。この建物複合体にはさらに600台の乗用車を収容できる駐車場ビルも含まれている。2003年には自動車メーカー、オペル社のロゴマークが高層棟の屋上に取り付けられた。

この建物には以前から弁護士事務所、商社(1982年に設立された武器輸出会社イメス輸出入有限会社も含まれる)、航空会社が入居していた。ドイツ民主共和国(東ドイツ)時代にもすでに数か国の大使館がここに居を構えていた。1999年から2004年3月まではオランダ大使館が、1999年から2005年4月までは、カナダ大使館が、それぞれの大使館の建物が完成するまで過渡的に国際貿易センター(IHZ)に入居していた。

現在は15か国以上の合計135社の企業が入っている。

基本データ

編集

用途 法律関係

編集
  • 用途:オフィス

技術データ

編集
  • 高さ:93.5m
  • 屋根までの高さ:93.5m
  • 階数:25
  • 高さの比較:ベルリン第10位

所在地

編集