国際フィルム・アーカイヴ連盟
世界の映画保存機関から構成される国際組織
国際フィルム・アーカイヴ連盟(こくさいフィルム・アーカイヴれんめい、英語表記:The International Federation of Film Archives、略称:FIAF)とは、世界の映画保存機関から構成される国際組織である。
概要
編集文化遺産として、歴史資料としての映画フィルムを破壊・散逸から救済し保存する諸機関からなる。1938年に、アメリカ合衆国のMoMAフィルム・ライブラリー、英国映画協会(BFI)の国立フィルム・ライブラリー(現BFI国立アーカイブ)など4団体によりパリで結成。初代会長はジョンE.アボット[1]。現在の本部は、ベルギーのブリュッセルにある。 日本の会員は国立映画アーカイブと福岡市総合図書館の2機関。
日本は連盟加入のため、川喜多かしこがフィルム・ライブラリー助成協議会を設立[1]。川喜多は1956年からFIAF会議に参加し、1960年にアジアから初のFIAF運営委員に選出された[1]。
脚注
編集- ^ a b c 論文〈映画保存運動〉前夜─日本において映画フィルムの納入義務が免除されたとき石原香絵、学習院大学、GCAS Report Vol.3 2014, p4-