国道437号
愛媛県から山口県に至る一般国道
国道437号(こくどう437ごう)は、愛媛県松山市から屋代島(周防大島)を経由して、山口県岩国市に至る一般国道である。
一般国道 | |
---|---|
国道437号 | |
地図 | |
総延長 | 87.5 km |
実延長 | 62.0 km |
現道 | 62.0 km |
陸上区間 | 62.0 km |
海上区間 | 25.5 km |
制定年 | 1982年(昭和57年) |
起点 | 愛媛県松山市 中央2丁目交差点(北緯33度51分18.01秒 東経132度44分52.77秒 / 北緯33.8550028度 東経132.7479917度) |
主な 経由都市 |
山口県大島郡周防大島町、柳井市 |
終点 | 山口県岩国市 八幡下交差点(北緯34度5分56.89秒 東経132度5分13.77秒 / 北緯34.0991361度 東経132.0871583度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道188号 国道2号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集四国の松山港(松山市三津1丁目)から屋代島(周防大島)の伊保田港(山口県大島郡周防大島町伊保田)にかけては、防予フェリーのフェリー航路の一部が国道に相当する。また、同島から本州の柳井市にかけては、大島大橋が架橋されている。
路線データ
編集一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:松山市(中央二丁目31番1号、中央二丁目交差点 = 愛媛県道19号松山港線上)
- 終点:山口県玖珂郡玖珂町[注釈 2](八幡下交差点 = 国道2号交点)
- 重要な経過地:山口県大島郡東和町[注釈 3]、同県玖珂郡大畠町[注釈 4]、柳井市
- 総延長 : 87.5 km(山口県 62.0 km、愛媛県 25.5 km)未供用延長(海上区間)を含む。[2][注釈 5]
- 重用延長 : なし[2][注釈 5]
- 未供用延長 : 25.5 km(山口県 4.5 km、愛媛県 21.0 km)[2][注釈 5]
- 実延長 : 62.0 km(山口県 57.5 km、愛媛県 4.5 km)[2][注釈 5]
- 指定区間:なし[3]
歴史
編集路線状況
編集バイパス
編集- 祖生バイパス(岩国市周東町祖生 - 同市玖珂町)
海上区間
編集愛媛県の松山港(三津浜港)と山口県の周防大島の伊保田港との間にある瀬戸内海に25.5 kmの海上区間があり、総延長の約3割を占める。この区間は、防予汽船[5]→周防大島松山フェリーによるフェリー航路が就航する[6]。
- 松山市松山港 - 大島郡周防大島町伊保田港
道路施設
編集橋梁
編集- 大島大橋(大鼻瀬戸、山口県大島郡周防大島町 - 柳井市)
- 新落合橋(島田川、岩国市周東町祖生) - 祖生バイパス区間
道の駅
編集- 山口県
- サザンセトとうわ(大島郡周防大島町)
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集沿線
編集脚注
編集出典
編集- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月14日閲覧。
- ^ 昭和56年政令第153号「一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令」(1981年4月30日)
- ^ a b 松波成行 2008, p. 89.
- ^ 防予フェリーグループ. “航路と船舶のご案内 しらきさん”. 防予フェリー. 2017年1月22日閲覧。
- ^ “柳井の都市農村交流施設 ふれあいどころ437あすオープン”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2013年4月11日) 2013年4月14日閲覧。
- ^ “柳井市都市農村交流施設オープン 新鮮野菜直売、盛況”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2013年4月13日) 2013年4月14日閲覧。
注釈
編集参考文献
編集- 松波成行「国道437号」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、89頁、ISBN 978-4-86320-025-8。
関連項目
編集外部リンク
編集- 愛媛県
- 愛媛県中予地方局建設部道路第二課:松山市の区間を管理。
- 山口県
- 土木建築部道路整備課:柳井土木建築事務所が周防大島町 - 柳井市、岩国土木建築事務所が岩国市の区間をそれぞれ管理。