四天王寺本坊庭園
大阪市天王寺区にある日本庭園
四天王寺 本坊庭園(してんのうじ ほんぼうていえん)は大阪市天王寺区の四天王寺本坊の東側にある日本庭園。作庭は木津聿斎(木津宗泉、木津宗詮)。
概要
編集自然のわき水を利用した2つの小川「水の河」と「火の河」および2つの池「瑠璃光の池」と「極楽の池」を配し白砂の廻遊路を「白道」という広さ1万m2の池泉廻遊式庭園である「極楽浄土の庭」と、幾度の戦災を免れて現在に至る湯屋方丈(江戸時代初期建立、国の重要文化財)、そしてその前庭である座視式庭園「補陀落の庭」からなる。造園の着工は江戸時代初頭とされ、現在の庭は明治時代初期に、火災による焼失から復興されたものである。このときに「二河白道」の喩話に基づいた作庭がなされた。
「極楽の池」の畔に建つルネッサンス様式の西洋建築「八角亭」は第五回内国勧業博覧会(明治36年・1903年開催)で出品された現存唯一のパビリオンで、後年移建されたものである。
建造物
編集利用情報
編集交通アクセス
編集- 地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 徒歩5分
- JR大阪環状線 天王寺駅 徒歩15分
周辺情報
編集外部リンク
編集座標: 北緯34度39分19.6秒 東経135度31分2.5秒 / 北緯34.655444度 東経135.517361度