善導寺 (郡山市)
福島県郡山市にある寺院
善導寺(ぜんどうじ)は、福島県郡山市清水台に所在する浄土宗の寺院。正式には光明山悟真院善導寺[1]。
善導寺 | |
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所在地 | 福島県郡山市清水台1-1-23 |
位置 | 北緯37度23分49.3秒 東経140度22分54.8秒 / 北緯37.397028度 東経140.381889度座標: 北緯37度23分49.3秒 東経140度22分54.8秒 / 北緯37.397028度 東経140.381889度 |
山号 | 光明山 |
院号 | 悟真院 |
宗旨 | 浄土宗 |
宗派 | 名越派(開山寺) |
本尊 | 阿弥陀如来坐像 |
創建年 | 1579年(天正7年) |
開山 | 良吸(良岌)、1579年(天正7年) |
中興年 | 1909年(明治42年) |
正式名 | 光明山悟眞院善導寺 |
文化財 |
本堂(登録有形文化財) 庫裡(登録有形文化財) 鐘楼(登録有形文化財) |
法人番号 | 4380005003031 |
概要
編集1579年に円通寺第15世良信の弟子良吸(良岌)により創建[2]。
本尊の阿弥陀如来坐像は、定朝様の仏像で、平安後期・院政期の作と考えられ、明治期に高村光雲の高弟山本瑞雲によって修復されたと伝えられる。また、境内には江戸時代に徳川家の帰依を受けた祐天上人の最大級の名号碑等の碑があり、建物としては地蔵堂や平等院鳳凰堂の翼楼を模した鐘楼がある。
歴史
編集1579年(天正7年)、浄土宗名越派の本山である大沢(益子町)の円通寺第15世良信の弟子良吸(良岌)により創建。
1807年(文化4年)に類焼し、再建後の1868年(慶応4年)に戊申の兵火で再び焼失。1885年(明治18年)中町の現みずほ銀行裏から現在地に移転して再建されたものの1900年(明治33年)に焼失した。
現在の本堂は1909年(明治42年)に第九代伊藤平左衛門を棟梁として上棟し、1913年(大正2年)に落慶したもの。1958年(昭和33年)には鐘楼が再建された。また、2001年(平成13年)から2003年にかけては、伽藍整備事業として本堂、庫裡の改修工事が行われた。
2001年(平成13年)には本堂と庫裏[2]が、また、2015年(平成27年)には、鐘楼[3]が登録有形文化財として登録された。
祭礼
編集文化財
編集登録有形文化財
寺院周辺
編集交通アクセス
編集- 東北自動車道郡山インターチェンジより車で約15分
- JR郡山駅から駅前大通り、昭和通り(旧国道4号)を経由して徒歩で約10分
脚注
編集- ^ 郡山市観光協会 - 善導寺
- ^ a b 郡山市佛教会 - 善導寺
- ^ a b 文化庁 - 報道発表 平成27年3月13日 (PDF)