和田町駅

神奈川県横浜市保土ケ谷区にある相模鉄道の駅

和田町駅(わだまちえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区仏向町にある、相模鉄道相鉄本線である。駅番号SO06

和田町駅
駅舎(2017年4月16日)
わだまち
Wadamachi
SO05 星川 (0.9 km)
(0.7 km) 上星川 SO07
地図
所在地 横浜市保土ケ谷区仏向町4番地
北緯35度27分49秒 東経139度35分12.4秒 / 北緯35.46361度 東経139.586778度 / 35.46361; 139.586778座標: 北緯35度27分49秒 東経139度35分12.4秒 / 北緯35.46361度 東経139.586778度 / 35.46361; 139.586778
駅番号 SO06
所属事業者 相模鉄道
所属路線 相鉄本線
キロ程 4.3 km(横浜起点)
電報略号 ワダ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[相鉄 1]14,318人/日
-2023年-
開業年月日 1952年昭和27年)8月15日
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歴史

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当駅が開業する前は、星川駅との中間地点に常磐園下駅が設置(1930年9月20日開業。後述)され、戦後休止となったが、現在地に移転する形で復活した。

駅名の由来

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駅北側に和田(旧称:和田町)があり、これは鎌倉時代の武将、和田義盛の名字に由来する。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、星川寄りに橋上駅舎を有する。横浜方面行の上りホームは幅が狭い。橋上駅舎は自由通路の役割を兼ねているので、駅前の踏切が混雑するラッシュ時などに多く利用される。

エスカレーターは設置されていないものの、出入口 - 改札外コンコース間および改札内コンコース - ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーターが設置されている。トイレは下りホーム中央にあり、ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレを併設する。

のりば

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番線 路線 方向 行先[3]
1   相鉄本線 下り 海老名湘南台羽沢横浜国大西谷乗り換え)方面
2 上り 横浜方面

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員14,318人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第21位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5][6]
出典
1980年(昭和55年) 11,353 [# 1]
1981年(昭和56年) 11,236 [# 1]
1982年(昭和57年) 11,173 [# 1]
1983年(昭和58年) 11,071 [# 1]
1984年(昭和59年) 10,978 [# 1]
1985年(昭和60年) 10,523 [# 1]
1986年(昭和61年) 10,356 [# 1]
1987年(昭和62年) 10,254 [# 1]
1988年(昭和63年) 10,279 [# 1]
1989年(平成元年) 10,189 [# 1]
1990年(平成02年) 10,027 [# 1]
1991年(平成03年) 10,036 [# 1]
1992年(平成04年) 10,082 [# 1]
1993年(平成05年) 10,085 [# 1]
1994年(平成06年) 10,140 [# 1]
1995年(平成07年) 10,116 [# 1]
1996年(平成08年) 9,742 [# 1]
1997年(平成09年) 9,315 [# 1]
1998年(平成10年) 9,008 [# 1]
1999年(平成11年) 16,904 8,531 [* 1]
2000年(平成12年) 16,492 8,311 [* 1]
2001年(平成13年) 15,934 7,988 [* 2]
2002年(平成14年) 15,701 7,883 [* 3]
2003年(平成15年) 15,575 7,778 [* 4]
2004年(平成16年) 15,416 7,691 [* 5]
2005年(平成17年) 15,576 7,721 [* 6]
2006年(平成18年) 15,475 7,671 [* 7]
2007年(平成19年) 15,817 7,824 [* 8]
2008年(平成20年) 15,953 7,873 [* 9]
2009年(平成21年) 15,940 7,853 [* 10]
2010年(平成22年) 16,108 7,923 [* 11]
2011年(平成23年) 15,780 7,759 [* 12]
2012年(平成24年) 15,899 7,814 [* 13]
2013年(平成25年) 16,219 7,988 [* 14]
2014年(平成26年) 16,140 7,965 [* 15]
2015年(平成27年) 16,417 8,099 [* 16]
2016年(平成28年) 17,358 8,575 [* 17]
2017年(平成29年) 18,116 8,963 [* 18]
2018年(平成30年) [相鉄 2]18,231 9,036 [* 19]
2019年(令和元年) [相鉄 3]18,017 8,971 [* 20]
2020年(令和02年) [相鉄 4]12,907 6,416 [* 21]
2021年(令和03年) [相鉄 5]13,983 6,978 [* 22]
2022年(令和04年) [相鉄 6]14,530 7,301 [* 23]
2023年(令和05年) [相鉄 1]14,318

駅周辺

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水道道沿いには和田駅前商店街、仏向町水道道商店会の2つの商店街がある。北口は国道16号まで和田町商店街が続き、16号を越えると丘陵地の住宅地に入り、その先は横浜国立大学へと続いていく。駅周辺には学生向けの物件なども多く、学生街として発達している。

なお和田町(わだまち)という地名は存在せず、正式には駅北側の帷子川北側が和田(旧称:和田町〈わだちょう〉)であり、駅の所在地は仏向町である。

バス路線

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駅前に「和田町駅停留所が設置されている。相鉄バスは和田町駅を終・起点とする路線としていたが、2022年(令和4年)4月、星川駅前広場の整備により路線を延長し星川駅を終・起点とした。 国道16号を経由するバスを利用する場合は、商店街を抜けて徒歩5分程度の国道16号上にある「和田町」停留所(浜松町方向は「保土ケ谷陸橋下」にある。)となる。

和田町駅(水道道星川方向)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
浜16
浜19
星川駅・大門通・洪福寺 星川駅
横浜駅西口
相鉄 一部を除き星川駅止まり
22
220
星川駅 市営 午前中の一部は保土ケ谷車庫前行き
33
220
星川駅・大門通 保土ケ谷駅西口

和田町駅(水道道坂本町方向)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
浜16 市沢町・西原住宅入口 西原住宅
鶴ヶ峰駅南口
相鉄
平日朝、日中のみ運行
浜19 市沢町 新桜ヶ丘団地
22 富士見橋 保土ケ谷駅西口 市営
33 富士見橋 星川駅
220 仏向地域ケアプラザ前

和田町(国道16号八王子方向)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
62
急行
千丸台団地 千丸台集会所 神奈中 日中以外は千丸台団地止まり
92
急行
梅の木 笹山団地中央 市営
202 三ツ沢上町駅前・松本 横浜駅西口
208 市民病院・浅間下
横51 梅の木・鴨居町・上山町 中山駅 神奈中
5 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・大貫橋 若葉台中央
横52 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・三保市民の森 中山駅
121 川島住宅・羽沢団地前 新横浜駅
横04 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・亀甲山 鶴間駅東口 神奈中東 平日朝1本のみ
旭10 鶴ヶ峰駅・旭台・上白根町 よこはま動物園 相鉄

和田町(国道16号浜松町方向)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
62
急行
峯小学校前・洪福寺 横浜駅西口 神奈中
92
急行
市営
121 峯小学校前・洪福寺・天王町駅前 保土ケ谷駅西口 神奈中
5
横04
横51
横52
峯小学校前・洪福寺・楠町 横浜駅西口 神奈中
神奈中東
旭10 相鉄
201
209
峯小学校前・洪福寺・岡野町 市営

常磐園下駅

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1930年9月、神中鉄道線により天王町駅新川島駅と同時に開業。駅位置は現在の星川中央公園前北側付近り旧星川4号踏切)に存在していたが、その2年後、横浜新道の下にある相鉄バスの折り返し地点付近へと移動した。 1944年6月に休止。その後、1952年昭和27年)8月15日に現在の和田町駅に移転する形で再開業した。

駅名の常磐園(別名:岡野公園)は、岡野新田で有名な実業家、岡野欣之助の別荘に由来する[7]。航空地図上では「こうえんした」という明記がされており、「常磐園=(岡野)公園」として読み替えているものと思われる[7][8]

その駅名は現在、国道16号和田町二丁目交差点のバス停に使われている(こちらは「常磐」ではなく「常盤」と表記)[9]

隣の駅

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相模鉄道
  相鉄本線
特急・通勤急行(平日上りのみ運転)・快速
通過
各駅停車
星川駅 (SO05) - 和田町駅 (SO06) - 上星川駅 (SO07)

脚注

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出典

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  1. ^ 『日本の私鉄13 相模鉄道』保育社、1967年、149ページ
  2. ^ 和田町駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2024年7月2日). 2024年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月2日閲覧。
  3. ^ 和田町 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
  4. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  5. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  6. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
  7. ^ a b 『相模鉄道 街と鉄道の歴史探訪』株式会社フォト・パブリッシング、9/5、42-43頁。 
  8. ^ 今昔マップ on the web”. 今昔マップ on the web. 2023年3月26日閲覧。
  9. ^ 路線図”. 相鉄グループ. 2023年3月26日閲覧。
相模鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 相鉄グループ要覧2024-2025 (PDF) (Report). p. 69. 2024年8月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2024年8月3日閲覧
  2. ^ 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  3. ^ 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  4. ^ 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  5. ^ 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  6. ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
  2. ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
  3. ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
  5. ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
  6. ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
  7. ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
  8. ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
  9. ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
  10. ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
  11. ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
  13. ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
  14. ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
  15. ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
  16. ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
  17. ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ
  18. ^ 平成30年 (PDF) - 225ページ
  19. ^ 令和元年 (PDF) - 225ページ
  20. ^ 令和2年 (PDF) - 225ページ
  21. ^ 令和3年 (PDF) - 217ページ
  22. ^ 令和4年 (PDF) - 221ページ
  23. ^ 令和5年 (PDF) - 201ページ
横浜市統計書 9運輸 -鉄道、軌道駅別利用人員
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 相模鉄道線乗降車人員-横浜市

関連項目

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外部リンク

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