名古屋市立丸の内小学校
名古屋市中区丸の内三丁目の公立小学校
名古屋市立丸の内小学校(なごやしりつ まるのうちしょうがっこう)は愛知県名古屋市中区丸の内三丁目に位置する市立小学校。[1]
名古屋市立丸の内小学校 | |
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丸の内小学校外観。旧名城小学校の敷地・校舎を利用している。 | |
北緯35度10分39.11秒 東経136度54分14.05秒 / 北緯35.1775306度 東経136.9039028度座標: 北緯35度10分39.11秒 東経136度54分14.05秒 / 北緯35.1775306度 東経136.9039028度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 名古屋市 |
併合学校 |
名城小学校 御園小学校 |
設立年月日 |
【現・丸の内小学校】 2023年(令和5年)4月6日 【旧・名城小学校】 1872年(明治5年) 【旧・御園小学校】 1954年(昭和29年) |
創立記念日 | 4月6日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 三学期制 |
学校コード | B123210009674 |
所在地 | 〒460-0002 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集2023年(令和4年)に名城小学校と御園小学校を統合し新設開校した。[1]
校舎・敷地は名城小学校の校舎・敷地を引継ぎ利用している。
名古屋城天守閣や本丸を含む名古屋城全域が学区に指定されている。しかし名古屋城内南側三の丸地区は県庁、市役所、裁判所等が集中する官庁街となっており居住者はほぼいない。[2]
その為大概の通学者は、名古屋城外南側のエリアである丸の内や伏見(錦)などオフィスが集中するエリアに住民票を置いてる者が通学する。[3]
卒業後進学中学校は名古屋市立丸の内中学校である。丸の内中学校は丸の内小学校の学区域が全く同じである為、特段の事情無ければ全員同じ学校に進学する事になる。[3]
歴史
編集明治維新・義校として設立
編集丸の内小学校は名古屋の小学校で最も歴史系譜が長い小学校である。
- 名古屋藩は明治維新後、藩校明倫堂を改革して「小学」を設け、庶民にも門戸を開こうとした。しかし、士族と庶民の間の意識の隔たりもあり、結局は士族子弟の学校となった。廃藩置県により名古屋県となった後の1871年(明治4年)9月、県は一般庶民の学校として民間有志による「義校」の設置を奨励した。1871年(明治4年)10月、名古屋で最初の義校として第一義校が設立された。これが丸の内小学校の系譜の始まりの学校である。[4]
尋常小学校、国民学校を経て太平洋戦争の終戦
編集- 愛知県は明治6年(1873)に小学校の設置にとりかかり400を超える義校を整備、拡充して小学校へと切り替えていった。その際に第一義校は菅原尋常小学校となる。[4]
- 菅原尋常小学校の近隣に園町、明倫、七町(後に本町)、八重、大成、久屋尋常小学校が設立。なお大成尋常小学校は後に大成尋常高等小学校を経て国民学校となる。
- 1941年(昭和16年)- 国民学校令で全て国民学校となり菅原国民学校となる。この時に近隣の園町、明倫、七町(後に本町)、八重、久屋尋常小学校、大成尋常高等小学校も同時に国民学校となる。
戦後・名城小学校と御園小学校時代
編集- 1956年(昭和29年)- 名城小学校は区内に分校を開校。分校は後に1961年(昭和36年)には名古屋市立御園小学校として分離した。
- 2022年(令和4年)2月10日 - 名古屋市教育委員会は名城小学校と御園小学校の統合を決定。[6]
- 2023年(令和5年)3月31日 - 名城小学校と御園小学校が閉校。
令和・丸の内小学校として統合
編集学区
編集錦一丁目、錦二丁目、錦三丁目は番地ごとに学区が振り分けられており栄小学校と学区が分かれる。[3]なお学区範囲は丸の内中学校とも同様である。
丁番 | 全域/一部 |
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三の丸一丁目 | 全域 |
三の丸二丁目 | 全域 |
三の丸三丁目 | 全域 |
三の丸四丁目 | 全域 |
錦一丁目 | 一部 |
錦二丁目 | 一部 |
錦三丁目 | 一部 |
二の丸 | 全域 |
本丸 | 全域 |
丸の内一丁目 | 全域 |
丸の内二丁目 | 全域 |
丸の内三丁目 | 全域 |
アクセス
編集- 最寄りの鉄道駅
下記の図は、記載の路線を利用した際、最短で到着できる駅と徒歩時間を示した図である。
名古屋市営地下鉄4路線に加え、名鉄瀬戸線も含めた計5路線・5駅が利用できる。
路線名 | 駅名 | 徒歩時間 |
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名城線 | 名古屋城駅 | 10分 |
桜通線 | 久屋大通駅 | 12分 |
東山線 | 栄駅 | 13分 |
鶴舞線 | 丸の内駅 | 15分 |
名鉄瀬戸線 | 東大手駅 | 15分 |
最寄りのバス停
名古屋駅・空港からのアクセス
脚注
編集- ^ a b “学校案内|名古屋市立丸の内小学校”. www.nagoya-c.ed.jp. 2023年4月9日閲覧。
- ^ “名古屋市:町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b c “名古屋市:市立小・中学校の通学区域一覧(暮らしの情報)”. www.city.nagoya.jp. 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b “【名古屋の歴史ある小学校一覧】尋常小学校の前身である義校をはじまりとする伝統校”. きんしゃちブログ (2018年9月5日). 2023年4月11日閲覧。
- ^ “名古屋市立 名城小学校”. www.nagoya-c.ed.jp. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “名古屋市:御園小学校と名城小学校の統合に向けた取り組み(暮らしの情報)”. www.city.nagoya.jp. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “名古屋市立丸の内小学校”. www.nagoya-c.ed.jp. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “学校案内|名古屋市立丸の内小学校”. www.nagoya-c.ed.jp. 2024年1月16日閲覧。