名古屋市中津川野外教育センター
岐阜県中津川市に所在する名古屋市の教育施設
座標: 北緯35度31分33.07秒 東経137度27分9.34秒 / 北緯35.5258528度 東経137.4525944度
名古屋市中津川野外教育センター(なごやし なかつがわ やがいきょういくセンター)は、岐阜県中津川市に所在する名古屋市の教育施設。
概要
編集昭和30年代から40年代にかけては日本各地において公害が問題となっており、自然環境保護への意識もまた起こっていく時代であり、名古屋市の教育行政として野外教育施設を設置することとなった[1]。1964年(昭和39年)には「関ヶ原名古屋青少年キャンプセンター」、1966年(昭和41年)には名古屋市稲武野外教育センター、1970年(昭和45年)12月に「名古屋市中津川野外教育センター」をそれぞれ設置し、名古屋市独自の施設による野外教育体制を構築した[2]。稲武野外教育センターは中学生を対象に、中津川野外教育センターは小学生を対象にした施設である[2]。この施設においては、名古屋市の小学5年生を対象とした自然理解・協働・自立および自律・人間性を学ぶ様々な活動が行われている[3]。平成30年(2018年)度の使用実績は、引率者を含め、年間約2万人となっている[4]。
沿革
編集主な施設
編集所在地
編集- 岐阜県中津川市苗木4827[3]
脚注
編集- ^ 名古屋市教育史編集委員会 2015, p. 277.
- ^ a b c 名古屋市教育史編集委員会 2015, p. 278.
- ^ a b 名古屋市役所教育委員会事務局学校教育部指導室 (2013年9月25日). “野外教育”. 名古屋市. 2017年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 2019, p. 107.
- ^ 池内琢 (2020年5月19日). “名古屋市の小中学校、野外学習や水泳を中止 夏・冬の休みは短縮”. 中日新聞社 2020年5月19日閲覧。
参考文献
編集- 名古屋市教育史編集委員会 編『名古屋教育史Ⅲ 名古屋の発展と新しい教育』名古屋市教育委員会、2015年3月3日。
- 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 編『教育要覧 令和元年度版』名古屋市教育委員会、2019年9月。