一般名詞としての同和(どうわ)は「人々が和合すること(和衷協同)」を意味する。同和火災同和鉱業同和興業同和警備などの同和の名称を名乗る企業名はこの意味に由来する。

歴史的用語としての同和

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  1. 大正」からの改元にあたり「昭和」の元号が決定する際、候補として最後まで残ったのが「同和」であった。
  2. 日本の人権問題において、部落差別解消のための運動の事である。この意味の「同和」は「同胞融和(どうほうゆうわ)」の略語で、戦前は「融和」(→融和運動)と略される事が多かったが、戦後は「同和」と略されるようになった。一般人と部落民との結婚を同和結婚、部落解放促進のための教育を同和教育、部落の環境改善のための事業を同和対策事業、その際に指定された地区を同和地区という。この用語の由来である「同胞融和」という概念が天皇制皇室崇拝に通じるとの立場から、「いわゆる同和」との意味合いでカギカッコをつけて「同和」と表記する場合もある。

参考文献

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外部リンク

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