吉祥寺 (群馬県川場村)
群馬県利根郡川場村にある臨済宗建長寺派の寺院
吉祥寺(きちじょうじ)は、群馬県利根郡川場村にある臨済宗建長寺派の寺院である。山号は青龍山。本尊は釈迦如来。東国花の寺百ヶ寺群馬11番札所。2月11日には、地区の青年団員が女装をして地区の家々を回る奇祭「春駒祭り(県指定重要無形民俗文化財「門前春駒」)」が、寺内にある金甲稲荷本堂へ奉納される。
吉祥寺 | |
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所在地 | 群馬県利根郡川場村門前860 |
位置 | 北緯36度41分48.2秒 東経139度05分46.5秒 / 北緯36.696722度 東経139.096250度座標: 北緯36度41分48.2秒 東経139度05分46.5秒 / 北緯36.696722度 東経139.096250度 |
山号 | 青龍山 |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
本尊 | 釈迦三尊像(普光殿内) |
創建年 | 1339年(暦応2年) |
開山 | 中巌円月禅師 |
正式名 | 青龍山吉祥禪寺 |
札所等 | 東国花の寺百ヶ寺群馬11番札所 |
文化財 |
木造仏種慧済禅師坐像 木造広円明鑑禅師坐像 木造釈迦如来坐像 |
公式サイト | 吉祥寺 |
法人番号 | 5070005007343 |
歴史
編集この寺は、1336年(延元元年)大友氏泰が父貞宗の供養のために大友氏の所領であった上野国利根郡に以前から帰依していた中巌円月を開山に迎えて創建したと伝えられる。1352年(文和元年)には北朝方の天皇の勅願所に指定され、臨済宗の寺格である諸山に列せられた。
文化財
編集群馬県指定文化財
編集- 重要文化財(有形文化財)
- 木造仏種慧済禅師坐像
- 木造広円明鑑禅師坐像
- 木造釈迦如来坐像
なお、ヒメコマツが「吉祥寺のヒメ小松」として群馬県指定天然記念物に指定されていたが、2022年(令和4年)3月18日に指定解除されている[1]。
所在地
編集- 群馬県利根郡川場村門前860-1
脚注
編集- ^ 令和4年3月18日群馬県報 (PDF) より群馬県告示第72号(リンクは群馬県ホームページ)。
関連項目
編集- 新上州観音霊場三十三カ所第29番
参考文献
編集- 栃木県教育委員会、群馬県教育委員会『都道府県別日本の祭り・行事調査報告書集成』3巻、吉祥寺の金甲稲荷祭り(川場村)、P140、海路書院、2008年、 ISBN 978-4-86259-142-5
外部リンク
編集- 吉祥寺サイト
- 群馬県の文化財
- 新上州観音霊場三十三ヶ所巡り - ウェイバックマシン(2018年11月6日アーカイブ分)