吉田伸男
吉田 伸男(よしだ のぶお、1967年2月26日[1] - )は、日本のフリーアナウンサー。元フジテレビアナウンサー、実業家。東部重工業株式会社前代表取締役社長。
よしだ のぶお 吉田 伸男 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 千葉県[1]船橋市 |
生年月日 | 1967年2月26日(57歳) |
血液型 | A型[1] |
最終学歴 | 上智大学文学部卒 |
活動期間 |
1990年4月 - 2015年8月(フジテレビ) 2017年 - (フリー) |
出演番組・活動 | |
出演経歴 |
『FNNスピーク』(土曜担当) 『産経テレニュースFNN』 『脳内エステ IQサプリ』(ナレーション)など |
来歴・人物
編集千葉県船橋市出身。開成高等学校を経て上智大学文学部[1]へ入学。大学在学時は野球部に所属していた。同大学卒業後、1990年4月にアナウンサーとしてフジテレビへ入社。同期には大坪千夏(2005年退社)、松井みどり、長坂哲夫(他部署に異動した後に2022年退社)など。
2015年9月に父親の経営する浦安市の東部重工業入社、取締役就任。
2016年1月より専務取締役、同年9月27日付で代表取締役社長就任[2]。
2017年2月に東部重工業退社。
同年株式会社マーキュリングに入社し、フリーアナウンサーに転身した。
現在、日テレイベンツが行っている事業「MAXキャスティング」に参加している。
神奈川県川崎市に本拠地を置いていた当時のロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)の熱狂的ファンであり、1992年に球団本拠地が地元の千葉市に移転してからはシーズンシートを購入している[3]。フリー転身後はロッテ球団の制作する中継で実況を担当している。
2022年4月10日、日テレNEWS24にて実況を担当した千葉ロッテ対オリックス・バファローズ戦において佐々木朗希が日本のプロ野球では28年ぶりとなる完全試合を達成した[3][4]。
出演番組
編集- Fun!BASEBALL!!(日テレNEWS24)・BS12 プロ野球中継(BS12 TwellV)・DAZNプロ野球中継 - 実況 ※いずれも千葉ロッテ球団制作
- Fun!BASEBALL!!・ジャイアンツイースタン・リーグ中継(日テレジータス)
- メジャーリーグ中継 (NHK BS) - 実況 ※2019年4月18日放送のボストン・レッドソックス対ニューヨーク・ヤンキース戦で初出演。
- NSTみんなのKEIBA(新潟総合テレビ、2024年10月6日からMCとして出演)
- 過去の出演番組
報道・情報番組(スポーツジャンルを除く)
期間 | 番組名 | 役職 | 備考 | |
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1991年4月8日 | 1992年3月31日 | FNN World Uplink | スポーツキャスター | 月・火曜日 |
2005年7月2日 | 2008年9月27日 | FNNスピーク | キャスター | 土曜日 |
2006年10月1日 | 2008年9月28日 | 産経テレニュースFNN | 日曜日(昼) |
バラエティ番組・スポーツ中継実況・スポーツジャンル番組
- 笑っていいとも!(月曜日)テレフォンショッキング・テレフォンアナウンサー[5]
- プロ野球ニュース
- スーパー競馬、みんなのKEIBA(実況、ナレーション、2001年8月~2005年3月はMCも担当)
- 脳内エステ IQサプリ(ナレーション)
- トリノオリンピック(ジャパンコンソーシアムの一員として実況を担当)
- FNNレインボー発・あすの天気(水曜日、西岡孝洋の代役、木曜日、田中大貴の代役)
競馬GI実況歴
編集入社以来、競馬中継に関わっていたがクラシックや秋の古馬三冠レースの実況の担当が回ってこなかった。しかし、2012年の天皇賞(秋)の実況を皮切りに翌2013年からは皐月賞・ジャパンカップの実況を担当するなど、ビッグレースの実況を行った。
- フェブラリーステークス(2000年〜2001年)※2001年のレースでは最後の直線で勝ち馬ノボトゥルーと同馬主のノボジャックを取り違えて実況しゴール直前に「ノボ・・トゥルーだトゥルーだペリエだペリエだまたオリビエ・ペリエ。」と実況している。
- 皐月賞(2013年~2015年)※2013年はロゴタイプ、2015年はドゥラメンテの同競走の制覇の瞬間を伝えているが、勝利騎手はともにミルコ・デムーロであり、ゴールの瞬間を前者は「まさに王者[6]!ロゴタイプ、王者の証明!」、後者は「外からなんと、ドゥラメンテ!これほどまでに強いのか!ドゥラメンテ!強い!ミルコ・デムーロ、ドゥラメンテ!これほどまでに強いのか!」とコメントしている。ちなみに2023年のオークスでドゥラメンテの実子であるリバティアイランドが制覇し、牝馬クラシック2冠を達成しているが、この時の瞬間を後輩の立本信吾が父同様に「これほどまでに強いのか!」と発した。
- NHKマイルカップ(2002年、2006年)
- 優駿牝馬(2005年、2008年~2012年、2015年)
- 安田記念(2001年〜2002年)
- スプリンターズステークス(2006年~2010年)
- 天皇賞・秋(2007年、2012年~2014年)
- ジャパンカップ(2013年)
- 朝日杯フューチュリティステークス(2000年〜2001年、2005年、2011年)
- 中山グランドジャンプ(2000年〜2003年)
- 中山大障害(2001年〜2002年)
- 社名競走(フジテレビ賞)
- スプリングステークス(2013年)
脚注
編集- ^ a b c d 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』 日外アソシエーツ、2004年6月、1239頁。ISBN 978-4-8169-1852-0
- ^ さあ出番/東部重工業社長・吉田伸男氏「ボトムアップ型経営目指す」 アーカイブ 2016年11月27日 - ウェイバックマシン 中小企業NEWS(2016年11月27日閲覧)
- ^ a b “佐々木朗希の完全実況は元フジ吉田アナ 大のロッテファン「いつもより声大きかったと」「今季あと2回くらい…」”. スポーツ報知 (2022年4月12日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “佐々木朗希の完全試合を実況した吉田伸男アナ「〝伝説が今生まれました〟はとっさに出た」”. 東京スポーツ (2022年4月12日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ 1990年10月15日・ゲスト:戸川純にて確認済み
- ^ 前年の朝日杯フューチュリティステークスを制覇し、同年のJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したことから。