吉永元信
日本の図書館員、教育者
吉永 元信(よしなが もとのぶ、1948年〈昭和23年〉[1] - )は、日本の図書館員、教育者。第17代国立国会図書館長[1]。
よしなが もとのぶ 吉永 元信 | |
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生誕 |
1948年(75 - 76歳)[1] 日本・兵庫県芦屋市[2] |
国籍 | 日本 |
出身校 | 早稲田大学[3] |
栄誉 | 瑞宝重光章[4][5] |
来歴
編集兵庫県芦屋市出身[2]。中学校の同窓に村上春樹がおり、高校生の頃は受験勉強のために毎日図書館へ通った[2]。
大学進学後は政治学を専攻したものの、学生運動が盛んだったため講義があまり開かれなかった[2]。その経験から落ち着いた人生を送りたいと考える様になり、研究をしたいという願望と国立国会図書館に勤務する大学の先輩から国会図書館で調査研究が出来ると聞いて興味を持ったことから[2]、1971年に早稲田大学政治経済学部を卒業し[3]、その2年後の1973年に国立国会図書館へ入館した[2][3]。
入館後、総務部長、副館長などを歴任[1]。国立国会図書館関西館や国際子ども図書館の開館、電子図書館構想の策定に携わり、総務部総務課在任時には国会担当として国会図書館の政策を国会議員に説明する業務の一端を担った[2]。
2011年(平成23年)、国立国会図書館を退職[2]。同年9月、信州豊南短期大学教授に就任し、司書養成課程の教員として2020年3月まで務めた[1][2]。
2019年(令和元年)11月3日、瑞宝重光章を受章[4][5]。
2020年(令和2年)4月1日、第17代国立国会図書館長に就任[1][3][6]。2024年(令和6)3月31日、同退任[7]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f “2020年4月1日 館長に吉永元信が就任しました”. 国立国会図書館. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “吉永元信国立国会図書館新館長インタビュー”. カレントアウェアネス-E. 国立国会図書館関西館図書館協力課 (2020年5月28日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b c d “国会図書館長に吉永氏 衆参両院で承認”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2020年3月27日) 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b “秋の叙勲 受章者”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年11月3日) 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 『令和元年秋の叙勲 瑞宝章 重光章受章者』(PDF)(プレスリリース)内閣府 。2021年9月19日閲覧。
- ^ “国会図書館長に吉永元信氏 信州豊南短期大教授”. 産業経済新聞 (産業経済新聞社). (2020年3月25日) 2021年9月19日閲覧。
- ^ “館長に倉田敬子が就任しました|国立国会図書館―National Diet Library”. 国立国会図書館. 2024年4月9日閲覧。
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