吉武大地
吉武 大地(よしたけ だいち、1979年2月28日 - )は、日本の歌手、バリトン、俳優。埼玉県さいたま市(旧浦和市)出身。東京藝術大学音楽学部声楽科・イタリアミラノ音楽院卒業。ヴォーカルグループ「ESCOLTA(エスコルタ)」「ブラウエライター」オペラユニット「THE LEGEND(ザ・レジェンド)」の新リーダー。さいたま観光大使、佐賀市プロモーション大使のひとり。所属事務所はカンパニーイースト。
よしたけ だいち 吉武 大地 | |
---|---|
本名 | 吉武 大地 |
生年月日 | 1979年2月28日(45歳) |
出生地 | 日本・埼玉県さいたま市 |
血液型 | B |
職業 | 声楽家(バリトン) |
ジャンル | |
配偶者 | 小此木まり(2018年1月1日 - 2020年9月30日) |
事務所 | カンパニーイースト |
公式サイト | ブラウエライター(吉武大地)オフィシャルページ |
主な作品 | |
オペラ オペレッタ 『ウィンザーの陽気な女房たち』 『メリーウィドウ』 『河童譚』 ミュージカル 『李香蘭』 『アラジンと魔法のランプ』 『GODSPELL』 『ハートスートラ』 『ロザリー』 『星の王子さま』 『ひみつの花園』 |
来歴・人物
編集画家の父と歌手の母の下、幼少より芸術に触れる。3歳からピアノを習い子供ミュージカルに出演するなどするが、その後はスポーツ(テニス・水泳・野球・サッカーなど)に没頭。
高校3年の夏、国立競技場で三大テノール[誰?]来日公演を聞き、声の素晴らしさ、歌うことの素晴らしさに感銘を受け、声楽家を志すこととなる。高校卒業後2年のブランクを経て、東京藝術大学に入学し声楽を学ぶ。大学卒業後はオペラの本場イタリア・ミラノに約1年半留学。
帰国後、男性ボーカルグループ「ESCOLTA」に加入。グループでの活動と並行し、ソロ歌手として『大地の詩』生声で歌うクラシックシリーズ『VOCE』などを定期的に開催。また音楽舞踏劇『プシケとゼウス』、浅利慶太プロデュース『ミュージカル李香蘭』、カゴメ劇場など多ジャンルにわたる舞台に積極的に出演。その他、男声ボーカルDUO「ブラウエライター」、オペラユニット「THE LEGEND」のメンバーとして活動の場を広げている。
略歴
編集1991年、さいたま市立常盤小学校を卒業[1]。1994年、さいたま市立常盤中学校を卒業[2]。在籍時はソフトテニス部所属で、卒業生として同中学の記念式典にも出席している[2]。大東文化大学第一高等学校出身[3]。卒業生として同高校の記念式典にも出席している[4]。
1999年4月、東京藝術大学に入学。声楽を学ぶことはもちろん、それまで没頭していたテニスも続け交友関係を広げる。
2003年4月から2004年8月までイタリア・ミラノ音楽院に留学し、見聞を広げる。
2006年8月、ESCOLTAのオーディションに合格。2007年11月14日、ESCOLTAのメンバーとしてビクターエンタテインメントよりメジャー・デビュー。
2008年4月、さいたま市から「さいたま観光大使」を委嘱される。
2009年6月、初のソロコンサート『大地の詩 第一章』を開催。
2011年9月、東日本大震災を経て「Project Rising Sun」を発足。5年間という期間を決めてチャリティコンサートを行い、現地にピアノと音楽を届け続けた。
2012年9月、ソロ歌手としてCDデビュー。
2015年4月、東宝芸能に所属。俳優としての活動もスタート。ミュージカル、舞台に出演。
2016年3月、佐賀市から「佐賀市プロモーション大使」を委嘱される。
2018年1月1日、女優の小此木まりと入籍。
2019年11月、ブラウエライター「Blaue Reiter 〜青い騎士〜」でCDデビュー。
2020年4月、銀座YAMAHAホールにてオペラユニット「THE LEGEND(ザ・レジェンド)」の新メンバーオーディションに合格。
2020年9月30日、離婚[5]。
エピソード
編集大学の後輩であるESCOLTAのメンバー田代万里生から「テニスコートでしか見たことがない」と言われるほど、大学入学後は声楽だけではなく、テニスにも没頭。
ESCOLTAのオーディションにおいて、1ヶ月間で8kgの減量にも成功した。
ディスコグラフィー
編集※『ESCOLTA』名義での活動については『ESCOLTA#ディスコグラフィー』項参照。
メディア出演
編集テレビ
編集- ソロモン流(2007年3月11日、テレビ東京)
- ザ・ワイド(2007年9月18日、日本テレビ)
- めざましテレビ(2007年11月11日、フジテレビ)
- さらさらサラダ(2008年1月30日、NHK名古屋)
- まるごと福岡とくテレ(2008年2月11日、NHK福岡)
- 題名のない音楽会(2008年2月24日、テレビ朝日)
- 日本の歌ふるさとの歌(2008年4月13日、NHK)
- ぐるっと関西おひるまえ(2008年8月30日、NHK大阪)
- THE 座(2008年9月25日、チバテレビ)
- ミューズの晩餐(2008年9月27日、テレビ東京)
- 日本の歌謡史を彩った作家達シリーズ 昭和の歌人たち 第16回 中村八大〜「黒い花びら」から上を向いて歩こう」〜(2010年3月21日・4月30日・5月5日、NHK BS2他)
ラジオ出演
編集レギュラー番組
編集雑誌連載
編集- 女性ファション雑誌『InRed』〜ESCORT on STAGE〜(2007年 - 2008年)
- 雑誌『appeal+ing(2008年 - 2010年、アピーリング)』 - LAWSON 店頭限定
- フリーペーパー『Jam spot』(2008年 - ) - 山野楽器限定、毎月発行
舞台
編集- 2013年
- オペレッタ「こうもり」 - ファルケ(こうもり博士) 役
- 2014年
- オペレッタ「ルクセンブルク伯爵」 - バジール(侯爵) 役
- オペラ「蝶々夫人」 - 神官 役
- 2015年
- 浅利慶太プロデュース公演「ミュージカル李香蘭」 - 皇帝溥儀(ラストエンペラー) 役
- 2016年
- オペラ「ラ・ボエーム」 - 音楽家ショナール 役
- カゴメ劇場「アラジンと魔法のランプ」 - ランプの大魔神ラルク 役
コンサート
編集※『ESCOLTA』名義での活動については『ESCOLTA#コンサート』項参照。
- 2015年
- 4月5日 - 「Voce Vol.24」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 4月25日 - 「ハートフルコンサート佐賀公演」(浪漫座(全2公演))
- 5月16日 - 「ハートフルコンサート大阪公演」(東梅田教会)
- 7月3日・4日 - 「大地の詩 第七章」吉武大地ソロコンサート(彩の国さいたま芸術劇場小ホール(全3回公演))
- 8月8日 - 「Voce Vol.25」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 9月19日 - 「Voce Vol.26」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 11月3日 - 「Voce Vol.27」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 11月25日 - 「吉武大地が歌う 〜映画音楽〜 名曲ファイル」ソロコンサート(浜離宮朝日ホール)
- 12月23日 - 「Voce Vol.28 〜X'mas Special〜」吉武大地クラシカルソロコンサート(大宮聖愛教会(全2回公演))
- 「ブレンド〜歌謡曲とバリトンの響宴〜」[いつ?](川口リリア音楽ホール)※松原健之氏とジョイント
- 「バリトンの逆襲」[いつ?](浜離宮朝日ホール)※宮原浩暢(LE VELVETS)とジョイント
- 2016年
- 1月24日 - 「秋夢乃&吉武大地ジョイントコンサート」昼夜(南青山マンダラ)
- 2月27日 - 「Voce Vol.29 〜Birthday EVE〜」吉武大地クラシカルソロコンサート(大宮聖愛教会(全2回公演))
- 3月9日 - 12日 - 東北支援「Rising Sun」コンサートツアー
- 3月27日 - 「Charity Concert Rising Sun 〜被災地とピアノで繋がろう〜 大阪公演」(URGE高槻)
- 4月2日 - 「Voce Vol.30」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 4月29日 - 「ハートフルコンサート佐賀公演」(浪漫座(全2回公演))
- 5月8日 - 「Charity Concert Rising Sun Vol.8 〜被災地とピアノで繋がろう〜 東京公演」(新宿文化センター小ホール)
- 5月13日 - 15日 - 「秋夢乃&吉武大地ジョイントコンサート」東北公演
- 7月9日 - 「大地の詩 プレミアムコンサート」吉武大地ソロコンサート(彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール(昼/夜公演))
- 8月28日 - 「Voce Vol.31」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
- 10月2日 - 「Voce Vol.32」吉武大地クラシカルソロコンサート(早稲田スコットホール)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 吉武大地の未来くるミュージック!
- ^ a b “OB歌手が熱唱で祝福 さいたま・常盤中70年”. 朝日新聞. 2019年10月3日閲覧。
- ^ 2013年6月 吉武ファミリー さいたま観光大使でもある バリトン歌手・吉武大地さん
- ^ 2012年09月20日 大東文化大学第一高等学校が、50周年記念行事を開く
- ^ “小此木まり 吉武大地との離婚を発表 心機一転「小此木麻里」に改名「原点にかえり、進みます」”. SponicniAnnex (2020年10月1日). 2020年10月7日閲覧。
外部リンク
編集- 吉武大地・公式プロフィール - 東宝芸能公式サイト
- 吉武大地オフィシャルHP
- 吉武大地オフィシャルブログ『Oggi』
- 吉武大地(DAICHI YOSHITAKE) (@dyorkman228) - X(旧Twitter)