吉原朝馬 (3代目)

日本の落語家

三代目 吉原 朝馬(よしわら ちょうば、1930年11月20日 - 1978年4月18日)は、落語家。本名:西澤 貞一出囃子∶『ちょんきな』。生前は落語協会所属。

三代目 吉原よしわら 朝馬ちょうば
本名 西澤 貞一
生年月日 1930年11月20日
没年月日 (1978-04-18) 1978年4月18日(47歳没)
出身地 日本の旗 日本
師匠 五代目古今亭志ん生
名跡 1. 古今亭金助
(1956年 - 1959年)
2. 金原亭朝馬
(1959年 - 1965年)
3. 三代目吉原朝馬
(1965年 - 1978年)
出囃子 ちょんきな
活動期間 1956年 - 1978年
所属 落語協会

経歴

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1956年五代目古今亭志ん生に入門、古今亭金助を名乗る。

1959年5月に二ツ目昇進、金原亭朝馬と改名。1965年10月に三代目吉原朝馬を名乗る。

1973年5月に三升家勝彌橘家圓平三遊亭さん生三代目吉原朝馬柳家小のぶ柳家かゑる三升家勝二桂小益林家枝二柳家さん吉の十名で真打昇進。

1978年膵臓がんのため死去。47歳没。

芸歴

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人物

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舌足らずで「いってき(一席)お笑いを申し上げます」と聞こえる口跡であったほかは、師匠譲りの瓢々とした語り口であった[1]

よくやっていたネタは『寄合酒』『子ほめ』『替り目』など。

真っ直ぐな人柄で、師匠相手の将棋でもヨイショ負けしなかったという。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 立川談志『談志楽屋噺』(文春文庫、1990年)pp.65-66