可部中継局(かべちゅうけいきょく)は、広島県広島市安佐北区に置かれているテレビとFMラジオ放送の中継局

中継局概要

編集

デジタルテレビ放送

編集
リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
広島総合
14 1W 2.1W 垂直偏波 広島県 約23,000世帯 2007年
9月27日
2 NHK
広島教育
15 全国
3 RCC
中国放送
18 1.95W 広島県
4 HTV
広島テレビ放送
19 2W
5 HOME
広島ホームテレビ
22
8 TSS
テレビ新広島
23 2.1W
  • 所在地: 広島市安佐北区可部町大字大毛寺字陣貝(螺山)[1][2]
  • 放送区域: 広島市安佐北区及び安佐南区の各一部[3][1][2]
  • 2007年9月19日に予備免許が交付され[3]9月20日に試験放送を開始。9月27日に本放送を開始した。
  • JNN系列局のRCCが大半のJNN系列局(一部のANN系列局も)が使う「6」でも自社のアナログ親局チャンネルである「4」でもなく「3」なのは、当初は北海道放送(HBC)等と同じリモコンキーID「1」を選択したが、アナログ親局が1chでない場合はNHK総合が「1」のため民放最小番号となる「3」を選択した。これによりRCCだけが唯一全国標準のリモコンキーIDにしなかった。
  • 隣接県で「6」を使うJNN系列の山陰放送(BSS)・RSK山陽放送(RSK)・あいテレビ(ITV)は広島県で受信する場合もそのまま「6」となる。
  • 山形県山梨県高知県大分県と同様にリモコンキーIDの配列が開局順となったほか、「8」を使うFNN系列のtssだけが“飛び地”となって仲間外れ状態になった(これは宮城長崎熊本鹿児島の各県と同じ傾向)。

アナログテレビ放送

編集
チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
25 TSS
テレビ新広島
映像10W/
音声2.5W
映像25W/
音声6.3W
垂直偏波 広島県 - 1980年
12月26日[4]
27 HOME
広島ホームテレビ
映像31W/
音声7.7W
42 HTV
広島テレビ放送
映像30W/
音声7.5W
45 NHK
広島教育
映像30W/
音声7.4W
全国 1967年
3月30日[5]
47 NHK
広島総合
映像29W/
音声7.2W
広島県
49 RCC
中国放送
1979年
3月29日[4]
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

FMラジオ放送

編集
周波数 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
80.4MHz HFM
広島エフエム放送
3W 4.2W 水平偏波 広島県 - -
83.4MHz NHK
広島FM放送
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ

出典・脚注

編集
  1. ^ a b デジタルテレビジョン放送局の概要(報道資料2007年9月19日) (PDF) (総務省中国総合通信局)
  2. ^ a b 可部中継局 放送エリア図(報道資料2007年9月19日) (PDF) (総務省中国総合通信局)
  3. ^ a b 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の予備免許を交付-広島県「可部」中継局・岡山県「備前」中継局に予備免許(報道資料2007年9月19日)(総務省中国総合通信局)
  4. ^ a b 『民間放送三十年史』(日本民間放送連盟、1981年)
  5. ^ 『NHK年鑑'75』(日本放送協会、1975年)

関連項目

編集