古本武尊
古本 武尊(ふるもと たける、1990年12月4日 - )は、福岡県福岡市南区出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。
2016年8月12日 阪神鳴尾浜球場にて | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県福岡市南区 |
生年月日 | 1990年12月4日(33歳) |
身長 体重 |
176 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2012年 ドラフト3位 |
初出場 | 2014年9月3日 |
最終出場 | 2014年9月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集俳優の池松壮亮とは小中高と同級生で幼馴染であり[1][2]、小学時代は池松と共に、同郷の新庄剛志が小学時代に中心となり創設した軟式少年野球チーム・長丘ファイターズに所属していた[3]。
福岡大附属大濠高時代は、1年時の秋から外野手のレギュラーに定着。3年時の夏は、福岡県予選5回戦で稲築志耕館高に5-9で敗れた。甲子園出場経験は無し。2学年先輩に大石達也が、1学年後輩に川原弘之がいる。
高校卒業後は、龍谷大学に進学し関西六大学野球連盟に加盟する野球部に入部する。1年時の秋からレギュラーとなり、2年秋に新人賞とベストナイン、3年時春に首位打者とベストナイン、4年時春にMVPとベストナインを受賞している[4]。4年時の8月、バント練習を行なっていた際に自打球を左目に当て眼窩底骨折し、2度の手術をする大怪我を負ってしまい、4年時秋はリーグ戦を棒に振ってしまった[5]。リーグ戦通算69試合出場、257打数80安打、打率.311、7本塁打、39打点。
3年時と4年時に全日本大学野球選手権大会に出場。3年時の第60回全日本大学野球選手権記念大会では初戦敗退に終わるが、4年時の第61回全日本大学野球選手権大会ではベスト4に進出し、自身は打率.500で首位打者を獲得した[6]。
2012年10月25日のプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズから3位指名を受け[7]入団。背番号は66。
プロ入り後
編集2014年(2年目)に一軍初昇格を果たし、9月3日の東京ヤクルトスワローズ戦で、松岡健一から初打席安打を記録。しかし、翌年以降は一軍出場がなく、2016年は背番号を46に変更。8月度のファーム月間MVPを受賞した[8]。
2017年10月3日、球団から戦力外通告を受けた。12月2日付で、自由契約選手として公示された[9]。
社会人野球
編集選手としての特徴・人物
編集鋭いスイングで打球を飛ばし、大学時代には「大学No.1スラッガー」と言われた強打が売りの外野手[12]。
50メートル走6秒台前半の脚力、遠投110メートル超で高校時代には投手として147km/hを記録した地肩の強さももつ[13]。
ドラフト指名後に、未成年であった2010年に飲酒していたことを自らインターネット上に公表していた事実が発覚し、大学で処分を受け反省文を提出。指名会見は謝罪から始まった[13]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2014 | 中日 | 16 | 20 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | .167 | .211 | .167 | .378 |
NPB:1年 | 16 | 20 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | .167 | .211 | .167 | .378 |
年度別守備成績
編集年 度 |
外野 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | |
2014 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
記録
編集- 初出場:2014年9月3日、対東京ヤクルトスワローズ20回戦(明治神宮野球場)、7回表に田島慎二の代打として出場
- 初打席・初安打:同上、7回表に松岡健一から遊撃内野安打
- 初先発出場:2014年9月14日、対東京ヤクルトスワローズ23回戦(ナゴヤドーム)、6番・左翼手として先発出場
背番号
編集- 66 (2013年 - 2015年)
- 46 (2016年 - 2017年)
脚注
編集- ^ 中日ドラ3古本の意外な交友関係 | 東スポWeb 東京スポーツ新聞社
- ^ a b “中日3位・古本 幼なじみ池松壮亮とCM共演誓う”. スポニチ Sponichi Annex (2012年11月19日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ 龍谷大・鈴木 東浜にセンバツ時のリベンジを スポニチ Sponichi Annex 野球2015年8月12日閲覧。
- ^ “硬式野球部 古本武尊 選手が 中日ドラゴンズから3位で指名されました”. 龍谷大学 (2012年10月25日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ “バント練習で左目に大ケガ…中日ドラ3古本 視力徐々に回復”. スポニチ Sponichi Annex (2013年1月20日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ “吉永 斎藤佑以来2人目のMVP 龍谷大の2人に最優秀投手と首位打者”. スポニチ Sponichi Annex (2012年6月18日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ “ドラフト会議速報 Vol.3”. 中日ドラゴンズ (2012年10月25日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ “ファーム月間MVPに日本ハム横尾、中日古本 - 野球”. 日刊スポーツ (2016年9月9日). 2017年5月11日閲覧。
- ^ 2017年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト 2017年12月4日閲覧。
- ^ “Honda鈴鹿 硬式野球部 | SPORTS | Honda”. 2019年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月2日閲覧。
- ^ @Honda_suzukabb (2019年12月4日). "2019年シーズンをもって引退する選手をお知らせいたします。". X(旧Twitter)より2023年4月20日閲覧。
- ^ “【中日3位】古本武尊 肩も売りの大学No.1強打者”. スポニチ Sponichi Annex (2012年10月25日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ a b “中日ドラ3古本 飲酒を謝罪 ずっと反省”. nikkansports.com (2012年10月31日). 2013年3月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 古本武尊 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube