古今亭佑輔
古今亭 佑輔(ここんてい ゆうすけ、1994年1月6日 - )は、落語協会に所属する女性落語家。古今亭志ん輔門下の二ツ目[1]。本名∶高橋 友里恵。
古今亭佑輔定紋「鬼ツタ」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1994年1月6日(30歳) |
出身地 | 日本・神奈川県相模原市 |
師匠 | 金原亭世之介 古今亭志ん輔 |
名跡 | 1. 金原亭乃ゝ香 (2016年 - 2021年) 2. 古今亭佑輔 (2022年 - ) |
出囃子 | 若菜摘 |
活動期間 | 2016年 - 2021年 2022年 - |
所属 | 落語協会 |
公式サイト | 古今亭佑輔 公式ウェブサイト |
経歴
編集高校卒業後、2年間アメリカへ留学[2][3]。そこで他国の友人から日本の文化について聞かれ何も答えられなかった事をきっかけに自国の文化に興味を持つ様になる[2]。
東洋大学文学部英語コミュニケーション学科1年時の2014年にミス東洋大学コンテストでファイナリストとなり審査員特別賞を受賞[2][4]。在学中から女優を目指し、芸能事務所トライストーン・エンタテイメントの俳優養成所に入所[5]。miwaの楽曲『fighting-φ-girls』のMVなどに出演した[2]。
養成所で落語の授業を担当した金原亭世之介の人情噺「文七元結」を聴いて感動[6]。“男社会の中で女性の立ち位置を開拓していく楽しさがある”と落語に魅力を感じ、2016年1月に金原亭世之介に入門。師匠はそれまで弟子をとらない方針だったが、「ちょうど私も女性ができる落語の創作に挑戦していてね。タイミングというか、縁があったのかもしれません」と語っている[7][8]。
2017年3月、前座となる。前座名は「金原亭乃ゝ香」[7]。師匠は「名前はすぐに決めました。私はお客さんから『よのちゃん』と呼ばれている。彼女には『ののちゃん』と親しまれてほしい」と語っていた[6]。
2022年2月21日より古今亭志ん輔門下となり「古今亭佑輔」を名乗る[1]。
演芸写真家の橘蓮二が、「秘めた心の強さ/古今亭佑輔」というタイトルで、「古今亭佑輔の凛とした高座からは落語にかける熱い想いと良質な頑固さを感じた。」等というエッセイを、ぴあステージに記述している[9]。
芸歴
編集出演
編集テレビ
編集- BSフジサタデースペシャル Zabu-1グランプリ2021(2021年1月30日、BSフジ)
- BS日テレ「笑点 特大号」若手大喜利
- 金原亭乃ゝ香としての最後の仕事は、2021年11月17日の笑点特大号「金言大喜利」[注 1]。
Web CM
編集- BeatsXイヤフォン「ワタシたちが、新色。」(2019年)
MV
編集- miwa『fighting-φ-girls』(2015年)
舞台
編集- 劇団PU-PU-JUICE 第24回公演「青い十字架」 ハルナ役(2016年)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “古今亭 佑輔(ここんてい ゆうすけ)”. 落語協会 (2022年2月21日). 2022年2月22日閲覧。
- ^ a b c d 古今亭佑輔 プロフィール
- ^ 留学へ
- ^ 東洋大学ミスコンテスト2014
- ^ 金原亭世之介オフィシャルブログ「世之介のそばにおいでよ」
- ^ a b 美貌で高座の空気も一変 ミスコン受賞の落語家・金原亭乃ゝ香の目標は?
- ^ a b “金原亭 乃ゝ香|一般社団法人 落語協会”. rakugo-kyokai.jp. 2020年11月1日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 美人すぎる落語家「金原亭乃ゝ香」 寄席に志願したワケ - デイリー新潮
- ^ “ぴあ橘蓮二のごひいき願います!「秘めた心の強さ/古今亭佑輔」”. ぴあ. 2023年10月2日閲覧。
外部リンク
編集- 古今亭佑輔 公式ウェブサイト
- 古今亭佑輔 - 落語協会
- 古今亭佑輔 (@yuusuke_rakugo) - X(旧Twitter)
- 古今亭佑輔 (@yuusuke_rakugo) - Instagram
- 落語家 佑 チャンネル - YouTubeチャンネル