友杉篤輝
友杉 篤輝(ともすぎ あつき、2000年11月7日 - )は、大阪府大阪市住之江区出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。
千葉ロッテマリーンズ #4 | |
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2023年6月27日、京セラドーム大阪にて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市住之江区 |
生年月日 | 2000年11月7日(24歳) |
身長 体重 |
171 cm 70 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト2位 |
初出場 | 2023年4月1日 |
年俸 | 3000万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集大阪市立南港桜小学校で1年生の時に野球を始め、大阪市立南港北中学校在学時は硬式野球のクラブチームである和泉ボーイズでプレーしていた。
立正大学淞南高等学校に進学し、1年秋から遊撃手のレギュラーを務めた。高校時代を通して甲子園大会への出場はなく、3年夏は島根県大会準決勝で益田東高校に敗れた[2]。2学年下に谷川唯人がいる。
天理大学に進学し、2年秋から遊撃手のレギュラーに定着し、首位打者。4年春のリーグ戦では首位打者、MVPを受賞し、ハーレムベースボールウィークの日本代表に選出されたが、同年秋のリーグ戦は体調不良に苦しみ打率.194と苦しんだ[3]。ベストナイン4回。
2022年10月5日にプロ志望届を提出[4]。同20日に行われたドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズから2位指名を受け、11月17日に奈良市内で入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[5][6]。背番号は10。担当スカウトは三家和真[7]。
ロッテ時代
編集2023年は開幕を一軍で迎え、4月1日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)で、藤岡裕大の代打でプロ初出場およびプロ初打席に立ち、四球を選んだ。同2日の同カードでは「2番・遊撃手」でプロ初の先発出場を果たし、第3打席で初安打を打った。7月18日にはフレッシュオールスターに出場し、イースタン・リーグ選抜の「6番・遊撃手」で起用され、2安打の活躍を見せた[8]。シーズンを通して藤岡と併用で起用され、最終的には64試合に出場し、打率.254、9打点の成績を残した[9]。12月7日には背番号が4に変更されることが発表された[10]。
選手としての特徴
編集詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2023 | ロッテ | 64 | 209 | 185 | 21 | 47 | 7 | 0 | 0 | 54 | 9 | 9 | 3 | 14 | 1 | 9 | 0 | 0 | 31 | 1 | .254 | .287 | .292 | .579 |
2024 | 125 | 393 | 355 | 33 | 73 | 10 | 0 | 0 | 83 | 15 | 11 | 2 | 19 | 2 | 17 | 0 | 0 | 52 | 5 | .206 | .241 | .234 | .474 | |
通算:2年 | 189 | 602 | 540 | 54 | 120 | 17 | 0 | 0 | 137 | 24 | 20 | 5 | 33 | 3 | 26 | 0 | 0 | 83 | 6 | .222 | .257 | .244 | .510 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
遊撃 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | ロッテ | 52 | 66 | 151 | 6 | 27 | .973 |
2024 | 124 | 159 | 312 | 14 | 48 | .971 | |
通算 | 176 | 225 | 463 | 20 | 75 | .972 |
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
編集- 初記録
- 初出場・初打席:2023年4月1日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦(福岡PayPayドーム)、8回表に藤岡裕大の代打で出場、嘉弥真新也から四球[13]
- 初先発出場:2023年4月2日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡PayPayドーム)、2番・遊撃手で先発出場[14]
- 初安打:同上、6回表に東浜巨から遊撃内野安打[14]
- 初盗塁:2023年4月16日、対オリックス・バファローズ2回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回裏に二盗(投手:宇田川優希、捕手:森友哉)[15]
- 初打点:2023年4月18日、対北海道日本ハムファイターズ4回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、4回表に金村尚真から中前適時打[16]
背番号
編集- 10(2023年)
- 4(2024年 - )
登場曲
編集- 「Talking Box」WurtS(2023年 - )
代表歴
編集脚注
編集- ^ 「ロッテ - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2024年11月21日閲覧。
- ^ The Asahi Shimbun Company「準決勝 益田東 好機に集中打 - 島根 - 地域」『朝日新聞デジタル』2018年7月27日。2022年10月20日閲覧。
- ^ 「天理大・友杉 大学球界屈指の遊撃手が見据えるドラフトの先「プロに入るのが目標にならないように」」『スポニチ Sponichi Annex』2022年10月17日。2022年10月20日閲覧。
- ^ 「【一覧】大学生プロ志望届 新たに7人が提出 計184人」『日刊スポーツ』2022年10月5日。2022年10月20日閲覧。
- ^ 「ロッテ・ドラ2友杉は背番10、年俸1200万円「当時はスターの存在」同世代・藤原に「負けないよう」」『スポーツニッポン』2022年11月17日。2023年4月2日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラフト2位の天理大・友杉篤輝が仮契約 背番号は10 かつて対戦した藤原恭大とチームメート」『スポーツ報知』2022年11月17日。2022年11月24日閲覧。
- ^ 「ロッテ・ドラフト2位指名の友杉篤輝「脚力と守備範囲に自信」 球団指名あいさつで「実感」」『スポーツニッポン』2022年10月24日。2024年5月27日閲覧。
- ^ 「ロッテ・友杉「楽しく出来ました!」フレッシュ球宴でマルチ安打」『BASEBALL KING』2023年7月18日。2024年5月27日閲覧。
- ^ 「ロッテ・友杉篤輝、700万円増の年俸1900万円でサイン 1年目を振り返り「移動が苦手でしんどかった」」『サンスポ』2023年11月18日。2024年5月27日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】友杉篤輝の背番号が「10」から「4」に変更「これから自分の番号にしていきたい」」『日刊スポーツ』2023年12月7日。2024年5月27日閲覧。
- ^ 「ロッテ2位・友杉篤輝(天理大)「今ドラフトNo.1遊撃手」の評価で堂々の指名」『高校野球ドットコム』。2022年11月24日閲覧。
- ^ 「プロ注も脱帽「速すぎました」 ドラフト候補の天理大内野手が記録した“驚異の数値”」『Full-Count』2022年6月7日。2022年11月24日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラフト2位の友杉篤輝がチーム新人1軍デビュー一番乗り!代打で四球選び好機広げる」『日刊スポーツ』2023年4月1日。2023年4月2日閲覧。
- ^ a b 「ロッテのドラ2友杉がプロ初安打「足を生かした自分らしいヒット。良かった」」『スポーツニッポン』2023年4月2日。2023年4月2日閲覧。
- ^ 「【8回裏】マリーンズ・友杉篤輝 自慢の足を活かしプロ初盗塁を決める!! 2023年4月16日 千葉ロッテマリーンズ 対 オリックス・バファローズ」『パ・リーグTV』2023年4月16日。2023年4月18日閲覧。
- ^ 「日本ハムまたバッテリーミスで失点 ルーキー奈良間の先制弾帳消し」『スポーツニッポン』2023年4月18日。2023年4月18日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 友杉篤輝 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 10 友杉 篤輝 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE