及位駅

山形県最上郡真室川町にある東日本旅客鉄道の駅

及位駅(のぞきえき)は、山形県最上郡真室川町大字及位朴木沢[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である。

及位駅
駅舎(2024年4月)
のぞき
Nozoki
大滝 (5.5 km)
(8.6 km) 院内[* 1]
地図
山形県最上郡真室川町大字及位朴木沢[1]
北緯38度59分34.7秒 東経140度21分40.2秒 / 北緯38.992972度 東経140.361167度 / 38.992972; 140.361167座標: 北緯38度59分34.7秒 東経140度21分40.2秒 / 北緯38.992972度 東経140.361167度 / 38.992972; 140.361167
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 185.8 km(福島起点)
電報略号 ノソ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
20人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1904年明治37年)10月21日[1][2]
備考 無人駅[1]
  1. ^ この間に東北本部秋田支社境界あり(当駅から大滝寄りは東北本部管内)。
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新庄方面から当駅までは東北本部の管轄、以北は秋田支社管轄となる支社境となる駅である。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。以前は単式島式混合の2面3線を有していたが、3番線は2020年(令和2年)現在、ロープが張られ、線路が錆びていることから使用されておらず、安全確認用の鏡や「ワンマン運転乗車口」の案内板などが残されている[7]。互いのホームは跨線橋で連絡している。

駅舎は簡易であるが、内部には待合所のほかに出札口もある。2004年(平成16年)までは簡易委託駅で、この出札口が使われていたが、それ以降は完全な無人駅となり、出札口は使われていない。新庄駅が管理している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 上り 新庄方面[8]
2 下り 秋田方面[8]

利用状況

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JR東日本および「山形県の鉄道輸送」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 26 [9]
2001年(平成13年) 26 [10]
2002年(平成14年) 25 [11]
2003年(平成15年) 23 [12]
2004年(平成16年) 20

駅周辺

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駅前周辺には民家が数軒あるのみだが、約1.2キロメートル南下すると及位の集落がある[7]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
大滝駅 - 及位駅 - 院内駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(及位駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、532頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第67号」『官報』1977年7月31日。
  4. ^ 「「通報」●奥羽本線釜淵駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1976年7月31日、2面。
  5. ^ 「カプセル駅舎はいかが・・・ 利用者の評判も上々 完成まで一週間 海上コンテナ改良」『交通新聞』交通協力会、1982年12月11日、2面。
  6. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月4日閲覧 
  7. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.28
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(及位駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月26日閲覧。
  9. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月20日閲覧。
  10. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月20日閲覧。
  11. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月20日閲覧。
  12. ^ 09.(図表)駅別乗車人員の推移” (PDF). 『山形県の鉄道輸送』令和5年度版. 山形県 (2024年3月). 2024年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月19日閲覧。

参考文献

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  • 植村誠、山井美希(写真)「山形秋田県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、26-33頁、ISSN 0288-2337 

関連項目

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  • 日本の鉄道駅一覧
  • 三代目三遊亭圓歌 - 私立岩倉高等学校(当時:岩倉鉄道学校)の入学試験で他の答案を覗いていたら、試験官の教師に「眼鏡覗くな」と言われて頭に来て「次の駅名に振り仮名を付けよ」の設問にあった「及」「位」「のぞき」と振り仮名をつけたら正解だったから頭に来た、と「中沢家の人々」のマクラで語り、実際に山形を訪れた時に本駅に寄っている。

外部リンク

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