原笙子
原 笙子(はら しょうこ、1933年〈昭和8年〉3月14日 - 2005年(平成17年)10月7日)は、舞楽家。原笙子はロシア語の「ハラショー(Xopoшo)」を捩ったペンネーム。
人物
編集京都府出身[1]。1957年(昭和32年)、日本で唯一の女人舞楽を担う「京都舞楽会」を立ち上げ、男性中心の舞楽界に新風を吹き込んだ。1978年(昭和53年)に家出を繰り返した波乱の少女時代などをつづった『不良少女とよばれて』を上梓。ベストセラーになりテレビドラマ化されたが、テレビドラマの内容はかなり脚色され、著書とはかなりの隔たりがあった。1985年(昭和60年)に兵庫県芦屋市において女人舞楽の会「原笙会」を設立。日本はもとより世界各国にて公演活動を行う。
脚注
編集著書
編集- 山羊の目の先生(1982年11月・筑摩書房)
- 不良少女とよばれて(1984年1月・筑摩書房 ちくま少年図書館)ISBN 4480811796
- 女人舞楽―不良少女と呼ばれたけれど(1994年6月・エビック)ISBN 4915197395
- やっぱり「不良」でした(上)(2005年7月・文芸社)ISBN 4286000788
- やっぱり「不良」でした(下)(2005年7月・文芸社)ISBN 4286000796
外部リンク
編集- 女人舞楽 原笙会(現在は原笙子の夫が代表を務める)