原 善一郎(はら ぜんいちろう、1892年4月21日 - 1937年8月6日)は大正昭和実業家

横浜の大生糸商の原富太郎(原三渓)の長男として生まれた。東京府立第三中学校を経て早稲田大学卒業。1921年アメリカ留学。

祖父の原善三郎の養子となり、原合名会社の副社長となる。横浜興信銀行、帝国蚕糸の重役を務める。

芥川龍之介とは東京府立第三中学校(現在の東京都立両国高等学校)における同級生で友人であった。他にも美術、文学の後援者として知られ、岸田劉生阿部次郎矢代幸雄和辻哲郎安倍能成との親交が知られる。