南足柄市
神奈川県の市
(南足柄から転送)
みなみあしがらし 南足柄市 | |||||
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大雄山最乗寺の石段と杉林 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 神奈川県 | ||||
市町村コード | 14217-4 | ||||
法人番号 | 3000020142174 | ||||
面積 |
77.12km2 | ||||
総人口 |
39,342人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 510人/km2 | ||||
隣接自治体 |
小田原市、足柄下郡箱根町、足柄上郡開成町、山北町 静岡県駿東郡小山町 | ||||
市の木 | サザンカ | ||||
市の花 | リンドウ | ||||
南足柄市役所 | |||||
市長 | 加藤修平 | ||||
所在地 |
〒250-0192 神奈川県南足柄市関本440番地 北緯35度19分15秒 東経139度05分59秒 / 北緯35.32072度 東経139.09964度座標: 北緯35度19分15秒 東経139度05分59秒 / 北緯35.32072度 東経139.09964度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
神奈川県内では最も人口の少ない市である。
地理
編集箱根山の外輪山の北東側にあり、酒匂川の支流のひとつ狩川を中心に市街地が広がっている。
北部は丹沢山地がそびえ、相模湾のある南から温暖な海風が吹き込むため、年間を通して温暖な地域である。
水に恵まれ、国土交通省の制定した水の郷百選にも選ばれており、富士フイルムの事業所・工場が立地している。
また市域のほとんどはスギを中心とした森林が広がる山間部である。
隣接している自治体
編集歴史
編集古代には、馬産地で高野馬牧が置かれた。
- 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村編制法により行政区画としての足柄上郡が編成され、郡役所を関本村に設置。
- 1880年(明治13年) - 郡役所が松田惣領(現松田町)に移転。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、苅野村、弘西寺村、雨坪村、福泉村、関本村、猿山村、飯沢村、狩野村、中沼村の区域及び炭焼所村の区域の内、飛地の区域をもって、南足柄村が発足する。
- 1921年(大正10年) - 松田-関本間に足柄自動車(現在の箱根登山バス)が運行される。
- 1925年(大正14年)10月15日 - 大雄山鉄道(現在の伊豆箱根鉄道大雄山線)が開通。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 町制施行して、南足柄町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 南足柄町、福沢村、岡本村及び北足柄村の区域の内、大字内山及び大字矢倉沢の区域が合併して、改めて南足柄町が発足する。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 市制施行して、南足柄市となる。
- 1978年(昭和53年)5月 - 金太郎音頭が制定される。
- 1982年(昭和57年)10月 - 足柄峠に足柄万葉公園が開園。
- 1986年(昭和61年)4月 - 市役所新庁舎落成。
- 1988年(昭和63年)7月10日 - 市立図書館が開館。
- 1992年(平成4年)7月 - 文化会館が開館。
- 1996年(平成8年)7月 - 大雄山駅前の再開発事業が完成する。
- 2017年(平成29年)12月 - 2020年度を目途とした小田原市への編入合併計画を撤回[1][2]。
- 2023年(令和5年)1月 アサヒビール神奈川工場 閉鎖、撤退
人口
編集南足柄市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 南足柄市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 南足柄市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
南足柄市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
世帯数は15,772世帯。
行政
編集歴代市長
編集代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 津田進一郎 | 1971年(昭和46年)4月30日 | 1975年(昭和50年)4月29日 | |
2 | 安藤正夫 | 1975年(昭和50年)4月30日 | 1991年(平成3年)4月29日 | |
3 | 鈴木佑 | 1991年(平成3年)4月30日 | 2003年(平成15年)4月29日 | |
4 | 沢長生 | 2003年(平成15年)4月30日 | 2011年(平成23年)4月29日 | |
5 | 加藤修平 | 2011年(平成23年)4月30日 | 現職 |
地区
編集岡本地区(旧岡本村) | |||
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南足柄地区(旧南足柄村) | |||
福沢地区(旧福沢村) | |||
北足柄地区(旧北足柄村) | |||
議会
編集市議会
編集→詳細は「南足柄市議会」を参照
神奈川県議会
編集→「神奈川県議会」および「2023年神奈川県議会議員選挙」も参照
- 選挙区:南足柄市・足柄上選挙区
- 定数:1名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
氏名 | 会派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
高橋延幸 | 自由民主党神奈川県議会議員団 | 3 | 選挙区 |
衆議院
編集当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 牧島かれん | 45 | 自由民主党 | 前 | 131,284票 | ○ |
神山洋介 | 46 | 立憲民主党 | 元 | 89,837票 | ○ | |
山田正 | 70 | 日本共産党 | 新 | 16,202票 |
参議院
編集→詳細は「参議院議員通常選挙」を参照
選挙区制
編集- 任期6年:2019年(令和元年)7月27日 - 2025年(令和7年)7月28日(「第25回参議院議員通常選挙」参照)
氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
島村大 | 自由民主党 | 2 | 選挙区 |
牧山弘恵 | 立憲民主党 | 3 | 選挙区 |
佐々木さやか | 公明党 | 2 | 選挙区 |
松沢成文 | 政治団体「神奈川力」[3] | 2 | 選挙区 |
- 任期6年:2022年(令和4年)7月26日 - 2028年(令和10年)7月25日(「第26回参議院議員通常選挙」参照)
氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
三原じゅん子 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
松沢成文 | 日本維新の会 | 3 | 選挙区 |
三浦信祐 | 公明党 | 2 | 選挙区 |
浅尾慶一郎 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
水野素子 | 立憲民主党 | 1 | 選挙区 |
- 第25回参議院議員通常選挙(非拘束名簿式(特定枠設置))
- 任期6年:2019年(令和元年)7月27日 - 2025年(令和7年)7月28日(「第25回参議院議員通常選挙」参照)
- 特定枠設置を第25回から導入。政党内で決めた者(複数の場合は順位付けがされる)は、個人名の得票に関係なく、政党が獲得した議席数に応じて優先的に当選人となる。
- 第26回参議院議員通常選挙(非拘束名簿式)
- 任期6年:2022年(令和4年)7月26日 - 2028年(令和10年)7月25日(「第24回参議院議員通常選挙」参照)
氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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福島瑞穂 | 社会民主党 | 5 | 比例代表 |
上田勇 | 公明党 | 1 | 比例代表 |
田村智子 | 日本共産党 | 3 | 比例代表 |
姉妹都市・提携都市
編集国内
編集海外
編集経済・産業
編集教育
編集高等学校
編集中学校
編集小学校
編集警察
編集市内に警察署はなく、松田警察署の管轄区域となっている。
通信
編集電話番号
編集南足柄市は矢倉沢地区の足柄峠付近を除き小田原MAに属しており、市外局番は小田原市などと共通の0465となる[4]。
また、矢倉沢地区の足柄峠付近は御殿場MAに属しており、市外局番が0550、神奈川県内唯一のNTT西日本エリア管内となる。
郵便番号
編集交通
編集鉄道
編集路線バス
編集道路
編集- 高速道路及び一般国道は通っていない。
- 都道府県道
- 神奈川県道74号小田原山北線:南足柄市の主要幹線の一つで、市内東部をおおよそ南北に通過している。関本以南では伊豆箱根鉄道大雄山線と並走している。南は小田原市方面、北は山北町方面へ接続している。
- 神奈川県道78号御殿場大井線:南足柄市のもう一つの主要幹線。市内中央部をおおよそ東西に通過する。関本以西は足柄街道と呼ばれる。東は開成町、西は足柄峠を越えて小山町方面に繋がっている。
- 神奈川県道715号栢山停車場塚原線:主要地方道小田原山北線「山崎」交差点から東に分かれ小田原市栢山方面へ向かう。
- 神奈川県道717号沼田国府津線:主要地方道小田原山北線「沼田」交差点から東に分かれ小田原市富水方面へ向かう。
- 神奈川県道720号怒田開成小田原線:主要地方道小田原山北線「新大口橋」交差点から東に分かれ開成町方面へ向かう。
- 神奈川県道723号関本小涌谷線:南足柄市街地から大雄山最乗寺までを結ぶ路線。一部区間は足柄街道にあたる。認定上では箱根町小涌谷までを結ぶ路線だが最乗寺から箱根町にかけての道路は開通していない。
- 神奈川県道726号矢倉沢山北線:主要地方道御殿場大井線の矢倉沢バス停付近から北に分かれて山北町方面へ向かう。
- 神奈川県道731号矢倉沢仙石原線(愛称・はこね金太郎ライン):主要地方道御殿場大井線の足柄峠付近から南に分かれて金時山へ向かう。認定上では箱根町仙石原までを結ぶ路線であるが、途中から金時山への登山道となっており、事実上未開通である。2020年春に向けて近隣の林道を改良するルートで開通させる予定であり、これにより箱根町へ直接車で行き来できるようになる。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・名産品
編集自然
編集- 足柄峠
- 大雄山杉林(大雄山最乗寺)
- 夕日の滝
- 足柄万葉公園
- 清左衛門地獄池湧水
- 森と水の公園
- 狩川
- 箱根ジオパーク(南足柄エリア)
寺社・史跡
編集レジャー
編集- 県立21世紀の森
- 足柄森林公園丸太の森
- 県立足柄ふれあいの村
- ezBBQ country (イージーバーベキューカントリー)(キャンプ場)http://www.ezbbq.com/country/
観光
編集祭事
編集- 足柄金太郎まつり
- 三竹の竹灯ろう(2016年から行われていない)
伝統芸能
編集名産品
編集出身の有名人
編集歴史上の人物
編集- 下田隼人 - 江戸時代前期の関本村の名主。麦租撤回を訴えて死罪に処せられた義民。
文化人
編集マスコミ
編集芸能
編集スポーツ選手
編集南足柄市ゆかりの有名人
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 「小田原・南足柄2市任意協議 編入想定を了承」 タウンニュース 2017年2月10日閲覧。
- ^ “南足柄市長、合併見送り…小田原市長は「残念」”. 読売新聞. (2017年12月2日) 2017年12月3日閲覧。
- ^ 2021年8月、日本維新の会を離党後、横浜市長選挙出馬のため失職。
2022年の第26回参院選まで欠員のまま。 - ^ 総務省|電気通信番号の利用・指定|市外局番の一覧 2014年8月24日閲覧。
- ^ 「郵便区番号一覧」 (PDF) 2014年8月24日閲覧。
- ^ 郵便番号データダウンロード 2014年8月24日閲覧。
- ^ “道の駅「道の駅足柄・金太郎のふるさと」南足柄市に満を持して本日オープン!!”. ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター (2020年6月26日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ “きんたろうのたまご。あ〜〜かわいい。美味しい。ホワイトチョココーティングのスイーツ..。”. 内山理名Instagram(rinauchiyama_official) (2020年7月1日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ “米山、5差追いつき初V!史上最多5人プレーオフ制す/国内シニア(3/3ページ)”. サンケイスポーツ (2017年8月21日). 2017年8月21日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- よいしょの金太郎(南足柄市) (minamiashigara.city) - Facebook
- 南足柄市 (@ashigara_sampo) - LINE公式アカウント
- 南足柄市観光協会
- 南足柄市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ