十九角形(じゅうきゅうかくけい、じゅうきゅうかっけい、Enneadecagon、enneakaidecagon や nonadecagon とも)は、多角形の一つで、19本の辺と19個の頂点を持つ図形である。内角の和は3060°で、対角線の本数は152本である。
正十九角形においては、中心角と外角は18.947…°で、内角は161.052…°となる。一辺の長さが a の正十九角形の面積 S は
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で、外接円の半径 R は
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で与えられる。
を平方根と立方根で表すことが可能であるが、三次方程式を2回解く必要である。
以下には、中間結果(三次方程式を1回解いた際の関係式)を示す[1]。
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さらに、以下のような関係式が得られる。
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両辺の立方根を取ると
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よって
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整理すると
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正十九角形は定規とコンパスによる作図が不可能な図形である。
正十九角形は折紙により作図可能である。
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