北杜市金田一春彦記念図書館
山梨県北杜市の市立図書館
北杜市金田一春彦記念図書館(ほくとしきんだいちはるひこきねんとしょかん)は、山梨県北杜市の市立図書館。
北杜市金田一春彦記念図書館 | |
---|---|
施設情報 | |
前身 | 大泉村八ヶ岳大泉図書館 |
専門分野 | 総合 |
所在地 |
〒409-1502 山梨県北杜市大泉町谷戸3000 |
位置 | 北緯35度51分43.4秒 東経138度23分19.4秒 / 北緯35.862056度 東経138.388722度座標: 北緯35度51分43.4秒 東経138度23分19.4秒 / 北緯35.862056度 東経138.388722度 |
統計情報 | |
蔵書数 | 100,783(2021[1]時点) |
貸出数 | 53,952(2021[2]) |
来館者数 | 38,566(2021[3]) |
条例 | 北杜市図書館条例 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
山梨県北杜市大泉町(旧大泉村)に山荘を持つ言語学者・金田一春彦から方言に関するものなどの本が大泉村に寄贈されたことをきっかけに、1998年に大泉村八ヶ岳大泉図書館として開館した。
館内には金田一春彦の蔵書・資料約2万8千点を所蔵し、貸し出しも可能な「金田一春彦ことばの資料館」がある。[4]。また、日本の方言コーナーがあり[5]、ことばに関する資料の収集を行っている。
ことばの資料館の開館を機に、ことばに関するセミナーやワークショップ、コンテストなどを八ヶ岳で開催しようと、地域住民が集まり、金田一春彦を校長に迎えてことばの学校実行委員会の活動が2000年に始まり、同年から八ヶ岳高原ことばの学校として開催され、2004年の第5回からは金田一春彦ことばの学校と名称を改め、2019年まで行われた。
サービス
編集定期イベント
編集- お話の杜
- 毎週土曜日 午後3時~
- 対象 幼児
- いずみにこにこタイム
- 第2水曜日 午前10時30分~
- 対象 乳幼児
- ブックリサイクル
- 毎月第1土・日曜日
沿革
編集- 1981年(昭和56年)1月13日 - 大泉村中央公民館図書室として開館[7]
- 1981年(昭和56年)11月 - 大泉村総合会館図書室に名称変更[8]
- 1997年(平成9年) - 金田一春彦蔵書が寄贈される[9]。寄贈後も金田一の求めに応じて蔵書を送っていたという[9]。
- 1998年(平成10年)7月18日 - 現在地に移転し、大泉村八ヶ岳大泉図書館として開館 [10]
- 2004年(平成16年)8月12日 - 大泉村議会臨時会で、図書館の名称を八ヶ岳大泉図書館から大泉金田一春彦記念図書館に変更することを議決。[11]
- 2004年(平成16年)11月1日 - 市町村合併により、北杜市大泉金田一春彦記念図書館として開館[12]
- 2006年(平成18年)4月1日 - 北杜市金田一春彦記念図書館と改称
- 2012年(平成24年) 4月1日 - 閲覧室の増築を行い、平山輝男寄贈による方言資料と浜田義文寄贈による哲学資料の公開を開始。同時に北杜市ゆかりの作家の著作を集めた北杜ゆかりの著者コーナーを開設。[13]
- 2013年(平成25年) - 平成25年度子どもの読書活動優秀実践図書館として文部大臣表彰[14]
- 2017年(平成29年) 8月31日 - 金田一春彦・平山輝男関連資料のデジタルアーカイブ公開開始[15]
脚注
編集- ^ 山梨県の図書館2021 山梨県立図書館・山梨県公共図書館協会 pp13
- ^ 山梨県の図書館2021 山梨県立図書館・山梨県公共図書館協会 pp17
- ^ 山梨県の図書館2021 山梨県立図書館・山梨県公共図書館協会 pp5
- ^ “金田一春彦記念図書館”. 北杜市図書館. 2019年10月20日閲覧。
- ^ 山梨日日新聞: p. 20. (2012年6月3日)
- ^ 北杜市2019暮らしの便利帳71ページ
- ^ 広報おおいずみ第76号6ページ
- ^ 広報おおいずみ第80号6ページ
- ^ a b 内澤旬子 2011, p. 103.
- ^ 広報おおいずみ180号2ページ
- ^ 広報おおいずみ第250号3ページ
- ^ 北杜市図書館条例条例 (条例第99号 平成16年11月1日)
- ^ 広報ほくと2012年5月号9ページ
- ^ 広報ほくと2013年6月号16ページ
- ^ 北杜市図書館総合情報誌・やまね便り 63号4ページ
参考文献
編集- 内澤旬子『センセイの書斎 イラストルポ「本」のある仕事場』河出書房新社〈河出文庫〉、2011年1月20日。ISBN 978-4-309-41060-9。