北村三郎
北村 三郎 (きたむら さぶろう、1937年8月25日 - 2020年2月6日) は、沖縄県北谷村出身の俳優・演出家。本名は高宮城 實(実)政 (たかみやぎ じっせい)。
略歴
編集1956年に沖縄芝居の世界に入る。大阪の大衆演劇で修行を積み、帰省後は自ら劇団を旗揚げ。本土、中国、北米、南米などで公演を数多く行う。
また、野村流古典音楽保存会師範、ラジオのパーソナリティーなども行い、沖縄を舞台とした多くのドラマ・映画に出演している。
2001年には、芝居塾「ばん」を結成し、若手の育成にもあたっている。
2011年9月14日、酒気帯び運転の容疑で逮捕。3日後の9月17日に放送開始予定だったローカルヒーロー番組『ハルサーエイカー』にヒロインの祖父役で出演予定だったため、その放送が白紙になった。
その息子、高宮城実人(たかみやぎ さねひと)もまた俳優であり、NHK-BS時代劇『テンペスト』で首里城の門番役で出演した。
沖縄タイムス芸術選賞奨励賞及び大賞を受賞。
出演
編集テレビドラマ
編集- 走れ!ケー100 (1973年、TBS)
- 何時の日ぞ (1982年、沖縄テレビ)
- 海の群星 (むりぶし)(1988年、NHK)
- 白旗の少女 (1990年、フジテレビ)
- あけぼの荘の人々 (2001年、沖縄テレビ)
- あけぼの荘の人々パートV (2005年、沖縄テレビ)
- ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール (2006年、日本テレビ)
映画
編集ラジオ
編集カセット・CD
編集- たうちー一代
本人が主演を務める闘鶏バカの主人公の舞台、『タウチー一代 蹴られた男』のテーマソング。作詞は、舞台の作・演出を担当している上原直彦[2]。
歌詞と歌詞の間に、本人の台詞が挿入されている。
収録カセット・CD
編集制作
編集- ゆかいな海賊大冒険 (1982年・1983年・1984年、演出 : 千葉真一) ※ジャパンアクションクラブ (JAC)ミュージカル
脚注
編集- ^ 沖縄タイムス 沖縄芝居の名役者 北村三郎さん死去2020年2月6日閲覧。
- ^ 週刊上原直彦(57)*<鶏・闘鶏>2002年11月28日閲覧。