労榦
労 榦(ろう かん、拼音: 、1907年1月13日 - 2003年8月30日)は、中国出身の歴史学者。中央研究院院士、カリフォルニア大学ロサンゼルス校名誉教授。字は貞一。
人物情報 | |
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生誕 |
1907年1月13日 清陝西省商州 |
死没 |
2003年8月30日 (96歳没) アメリカ合衆国 |
市民権 | アメリカ合衆国 |
国籍 | 中華民国 |
出身校 | 北京大学 |
学問 | |
研究分野 | 中国史(漢代・魏晋南北朝)、簡牘学 |
研究機関 | 中央研究院歴史語言研究所、国立台湾大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 |
主要な作品 | 『居延漢簡考釈』、『秦漢九卿考』 |
労 榦 | |
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出身地: | 清陝西省商州 |
職業: | 歴史学者 |
籍貫地: | 湖南省長沙府善化県 |
各種表記 | |
繁体字: | 勞榦 |
簡体字: | 劳干 |
拼音: | Láo Gàn |
注音符号: | ㄌㄠˊ ㄍㄢˋ |
和名表記: | ろう かん |
発音転記: | ラオ・ガン |
英語名: | Lao Kan |
生涯
編集高祖父の労崇光は清の両広総督。従弟の労思光は著名な学者である。
1930年、北京大学歴史系を卒業した。その後、アメリカのハーバード大学で研究活動を行った。中央研究院歴史語言研究所、助理研究員、副研究員、研究員を歴任した。1949年に台湾に移り、国立台湾大学、国立台湾師範大学の教授を兼任した。1958年、中央研究院院士(フェロー)となった。1962年にアメリカに移りカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授となった。1975年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校を退職して名誉教授となった。1982年に台湾大学歴史研究所に客座教授に招聘された。専門分野は漢代を中心に、先秦から魏晋南北朝時代に及ぶ。