加藤昌彦 (言語学者)
日本の言語学者
加藤 昌彦 (かとう あつひこ、1966年 - )は、日本の言語学者である。慶應義塾大学言語文化研究所教授。カレン諸語およびビルマ語を専門分野としている。カレン語名はチョーエープロン(Kyaw Eh Phlone)[1][2]。
人物情報 | |
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別名 | Kyaw Eh Phlone |
生誕 |
1966年(57 - 58歳) 日本・栃木県 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京外国語大学外国語学部 東京大学大学院人文科学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
カレン諸語 ビルマ語学 |
研究機関 |
国立民族学博物館 大阪外国語大学 大阪大学 慶應義塾大学 |
学位 | 博士(文学)(東京大学) |
学会 | 日本言語学会 |
経歴
編集1966年、栃木県出身[3]。東京外国語大学外国語学部インドシナ語学科を経て、1990年に東京大学文学部言語学専修課程を卒業。東京大学大学院人文科学研究科に進学。1992年に修士課程を修了し、1995年までミャンマー連邦国立外国語学院ビルマ語専攻に留学。1996年より国立民族学博物館助手。2001年から2007年まで大阪外国語大学アジア II 講座助教授[4]。2005年に『ポー・カレン語文法』で、東京大学より博士 (文学)を授与される[5]。2006年から2007年までカリフォルニア大学バークレー校言語学科客員研究員。2007年より大阪大学世界言語研究センター准教授。2016年より同大学院言語文化研究科言語社会専攻准教授[4]。2007年から2014年にかけ、大阪大学外国語学部ビルマ語学科長[6]。2017年より、慶應義塾大学言語文化研究所教授[4]。
著書
編集単著
編集- 『エクスプレス ビルマ語』白水社、1998年。
- 『ニューエクスプレス ビルマ語』白水社、2015年。
- 『ニューエクスプレスプラス ビルマ語』白水社、2019年。ISBN 978-4-560-08814-2。
編著
編集- 『東南アジア大陸部諸言語の事象キャンセル』慶應義塾大学言語文化研究所、2023年。
監修
編集- こどもくらぶ 編『見て・書いて・読んでみるビルマ文字』同友館、2007年。ISBN 978-4496043239。
- 野田サトル『ゴールデンカムイ』 31巻、集英社、2022年。ISBN 978-4088923703。
出典
編集- ^ “加藤昌彦”. user.keio.ac.jp. 2024年8月21日閲覧。
- ^ “Kyaw Eh Phlone Channel”. YouTube. 2024年8月21日閲覧。
- ^ 加藤昌彦「貝葉が伝える仏教ポー・カレン文字」『ACCU news』第344巻、2004年、2-4頁。
- ^ a b c “略歴 | 加藤昌彦 (かとうあつひこ) Atsuhiko KATO”. 2024年2月2日閲覧。
- ^ “学位論文要旨詳細”. gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp. 2024年2月2日閲覧。
- ^ “NTU langdoc - Collaborators”. www.ntulangdoc.com. 2024年2月2日閲覧。
関連リンク
編集- 加藤昌彦 - researchmap
- 加藤昌彦 - J-GLOBAL
- 加藤昌彦 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 研究者総覧 - 慶應義塾大学
- 加藤昌彦 - 慶応義塾大学
- Kyaw Eh Phlone Channel - YouTube