加藤文
、日本の北海道北見市出身の作家・写真家である
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加藤 文(かとう ぶん、1964年10月2日 - )は、日本の北海道北見市出身の作家・写真家である。幼少期まで公務員であった父親の転勤で宮城県、東京都、新潟県で過ごす[脚注 1]。ペンネームの由来をエッセイにおいて、本名をもとに、獅子文六にあやかってつけたと明らかにしている。
写真家の活動は本名加藤文宏(かとう ふみひろ)のほか略称Hiro.Kを使用することもある。曽祖父は花道家元の加藤宗斎、祖父は刀剣研ぎ師の加藤鉄太郎[脚注 2]。
略歴
編集- 1964年10月2日、北海道北見市に生まれる。
- 静岡県立静岡東高校卒。
- 明治学院大学社会学部卒。
- 大学在学中からスタジオ助手を経て写真家として活動し、オリジナルプリントのほか写真集「HUMIIDITY ──水脈上のアリア」(2013年/Ukiyo刊)を発表している。
- 広告代理店勤務の後、コピーライター。著作活動を続ける。
- 2006年、インタビューとポートレートを主軸に据えた雑誌の企画を立案し、同年11月、月刊誌「IJ(アイ・ジェイ)」を英知出版から創刊させる。以後、同誌に編集企画メンバー、執筆陣として参画する。
- 2017年、6年後の東日本大震災被災地をめぐる写真とルポルタージュ「311への旅」を継続的に発表する。
代表作
編集- 「厨師流浪」(2000年/日本経済新聞社刊)
- 「やきそば三国志」(2001年/文藝春秋刊)
- 「花開富貴」(2002年/文藝春秋刊)
- 「電光の男」(2003年/文藝春秋刊)