前島勘一郎
前島 勘一郎(まえじま かんいちろう、1903年(明治36年)2月13日[1] - 1981年(昭和56年)2月25日[1][2])は、昭和期の実業家、政治家、華族。貴族院男爵議員。
経歴
編集実業家・前島弥の長男として生まれる[1][3]。父の死去に伴い、1935年(昭和10年)7月1日、男爵を襲爵した[1][3][4]。
1929年(昭和4年)東京帝国大学農学部を卒業[2][3]。1936年、早稲田大学出版部理事となる[2]。その他、肥田製作所取締役などを務めた[2][3]。
1946年(昭和21年)5月11日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[5][6]、公正会に所属して活動し1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで在任した[2]。
親族
編集脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 下巻』霞会館、1996年。
日本の爵位 | ||
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先代 前島弥 |
男爵 前島(密)家第3代 1935年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |