切木村

日本の佐賀県東松浦郡にあった村

切木村(きりごむら[1])は、佐賀県東松浦郡にあった。現在の唐津市、東松浦郡玄海町の一部にあたる。

きりごむら
切木村
廃止日 1958年1月1日
廃止理由 分割編入合併
切木村(一部)→ 唐津市
切木村(一部)→ 入野村(肥前町
現在の自治体 唐津市、東松浦郡玄海町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
東松浦郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,328
国勢調査、1955年)
隣接自治体 入野村、玄海町、唐津市、伊万里市
切木村役場
所在地 佐賀県東松浦郡切木村大字切木
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地理

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東松浦半島の忍西部、上場台地の南部に位置していた[2]

  • 海洋:仮屋湾[2]
  • 河川:亀ノ尾川、本谷川[2]
  • 島嶼:島山島、小島、帆立鼻

歴史

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  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、東松浦郡切木村、赤坂村、湯野浦村、杉野浦村、中浦村、大浦村、満越村、瓜ヶ坂村、万賀里川村、仁田野尾村、座川内村、湯野尾村、大良村、後川内村、梨川内村が合併して村制施行し、切木村が発足[1][2]。旧村名を継承した切木、赤坂、湯野浦、杉野浦、中浦、大浦、満越、瓜ヶ坂、万賀里川、仁田野尾、座川内、湯野尾、大良、後川内、梨川内の15大字を編成[2]
  • 1957年(昭和32年)12月31日、大字湯野尾、座川内、大良字藤平・田代(一部)が玄海町に編入され、大字湯野尾・座川内・藤平・田代となる[1][3]
  • 1958年(昭和33年)1月1日、村域を二分割し、大字後川内、梨川内、大良、赤坂(一部)、切木(一部)は唐津市に編入[1][2]。大字仁田野尾、万賀里川、瓜ヶ坂、満越、大浦、中浦、杉野浦、、赤坂(一部)、切木(一部)は東松浦郡入野村に編入され、同村は同日町施行し肥前町となり切木村は廃止された[1][2]。編入後、唐津市大字後川内・梨川内・大良・東山[4]、肥前町大字仁田野尾・万賀里川・瓜ヶ坂・満越・大浦・中浦・杉野浦・湯野浦・赤坂・切木となる[5]
    • 切木村廃止後、佐賀県では長らく市町村合併は行われず、2005年(平成17年)1月1日の唐津市及び白石町の新設合併まで、47年間にわたり佐賀県で最後に廃止になった自治体であった。

脚注

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  1. ^ a b c d e 『市町村名変遷辞典』271頁。
  2. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』261-262頁。
  3. ^ 「玄海町〈玄海町〉」『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』283頁。
  4. ^ 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』55、116、262、400、515頁。
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』55、139、262、382、490、535、638、667、721頁。

参考文献

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関連項目

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