切断 (医学)
切断(せつだん、Amputation)は、なんらかの理由で人体の先端部分を切ることを示す。また生まれてから手や足がない障碍を示す[要出典]。
切断された人を切断者ないし切断障害者(amputee)と呼ぶ。
理由
編集著名な切断者
編集→詳細は「Category:切断障害を持つ人物」を参照
動物の例
編集→詳細は「Category:切断障害を持つ動物」を参照
- フェイス (犬) - 生まれながらに右前脚がなく、左前脚にも障害を持って生まれ、二足歩行を習得した犬。
- オスカー (義足猫) - コンバインにより両後ろ脚を無くした猫。後にバイオニック義肢技術による義足で歩くことが出来るようになった。
- ウィンター (バンドウイルカ) - 誤って捕獲された際に、きつくしまった網によって尾びれを失った。人工ヒレによって泳げるようになった。
節足動物
編集フロリダオオアリは、5つに分かれた足の3節目(腿節)以上に怪我があった場合、他の蟻に近寄り足の付け根の切断を受け入れ、口でグルーミングされることで消毒を行うことが確認された。腿節を怪我した蟻の切断手術の成功率は90-95%で、手術を行わなかった場合の生存率は約40%であった[2][3]。
関連項目
編集脚注
編集- ^ マタイによる福音書(口語訳)#5:29,30
- ^ “「切断手術」で仲間を救うアリ、ヒト以外で初の発見、成功率9割”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2024年7月3日閲覧。
- ^ Frank, Erik.T.; Buffat, Dany; Liberti, Joanito; Aibekova, Lazzat; Economo, Evan P.; Keller, Laurent (2024-07). “Wound-dependent leg amputations to combat infections in an ant society” (英語). Current Biology. doi:10.1016/j.cub.2024.06.021 .