凍える牙
『凍える牙』(こごえるきば)は、乃南アサによる日本の小説である。
凍える牙 | ||
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著者 | 乃南アサ | |
発行日 | 1996年4月 | |
発行元 | 新潮社 | |
ジャンル | サスペンス、ミステリー、警察小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 380 | |
コード | ISBN 4-10-602745-3 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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新潮社のレーベルである"新潮ミステリー倶楽部"の収録作として、書下ろしで刊行された。
概要
編集第115回(1996年上半期)直木三十五賞を受賞した[1]。同回にノミネートされていた作品の中では、下馬評の高かった浅田次郎の『蒼穹の昴』が本命視された[誰に?]が、津本陽・渡辺淳一・平岩弓枝などの欠点を指摘する選考委員も少なくなく、本作も「推理小説」としては欠陥があると阿刀田高・渡辺淳一・平岩弓枝・五木寛之らから指摘されたものの、黒岩重吾・津本陽・田辺聖子・井上ひさしなどからは男女2人の刑事の関係性の描写力が高く評価され、受賞に至った[2]。
2001年には天海祐希主演で、2010年には木村佳乃主演でそれぞれドラマ化、2012年には韓国でソン・ガンホ、イ・ナヨン主演で映画化された。
あらすじ
編集深夜のファミリーレストランで、客の男性の体が突如発火、炎上し死亡した。被害者の左足首には、犬に咬まれた様な咬み痕が残されていた。助けを求めていたことから、自殺の可能性は消され、捜査本部が組まれる。
機動捜査隊の刑事・音道貴子は、中年刑事の滝沢と組み捜査に当たるが、犬に噛み殺される事件が相次いで起こる。そして、捜査線上に浮かんだのは、「疾風(はやて)」と名づけられたウルフドッグだった。
登場人物
編集テレビドラマ
編集2001年(NHK版)
編集この節の加筆が望まれています。 |
2001年6月23日にHVサスペンス作品としてNHK BShiで、同年11月26日にNHK総合で放映された。
- キャスト
- スタッフ
2010年(テレビ朝日版)
編集2010年1月30日 21:00 - 23:06、テレビ朝日系列で『女刑事・音道貴子~凍える牙』のタイトルで放映された。視聴率は16.8%であった。
- キャスト
映画
編集ハウリング | |
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하울링 HOWLING | |
監督 | ユ・ハ |
脚本 |
ユ・ハ(脚本) パク・トンシク(脚色) |
原作 | 乃南アサ |
製作 | イ・テホン、シン・ギョンホ |
出演者 | ソン・ガンホ、イ・ナヨン他 |
音楽 | キム・ジュンソク |
撮影 | コン・ピョンジェ |
編集 | パク・コクチ |
配給 | CJエンターテインメント |
公開 |
2012年2月16日 2012年9月8日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 朝鮮語 |
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ハウリング(ハングル: 하울링)のタイトルで韓国にて映画化、同国内では2012年2月に公開された。日本では同年9月に公開された。
- キャスト
- スタッフ
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- 監督・脚本 - ユ・ハ